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出版者情報
「悪所」の民俗誌
色町・芝居町のトポロジー
発行:筑摩書房
文庫判
336ページ
定価
900円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2023年6月8日
- 書店発売日
- 2023年6月12日
- 登録日
- 2023年4月12日
- 最終更新日
- 2024年3月5日
書評掲載情報
2023-10-07 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
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紹介
都市の盛り場は、遊女や役者の呪力が宿る場所だった。「遊」「色」「悪」の視座から日本文化の深層をえぐり、「悪所」の磁場を解明する。解説 松尾恒一
なぜ、ひとは「悪所」に惹かれるのか?
どん底の街で生きた遊女、悪党、芸能者。
その呪力の謎を解きあかす。
「〈悪〉という言葉の裏側には、だれきった日常性を破壊するデモーニッシュな力が潜んでいた」(「あとがき」より)。都市の盛り場は、遊女や役者など賎視された「制外者」たちの呪力が宿る場所だった。なぜ、ひとは「悪所」に惹かれるのか。芸能を業とする人びとは、どのように暮らし、どんな芸を生み出したのか。「遊」「色」「悪」の視座から日本文化の深層をさぐる。
上記内容は本書刊行時のものです。