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死んでたまるか 団 鬼六(著/文) - 筑摩書房
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【利用不可】
ちくま文庫 (チクマブンコ)巻次:た-99-1

死んでたまるか (シンデタマルカ) 団鬼六自伝エッセイ (ダンオニロクジデンエッセイ)

文庫
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発行:筑摩書房
文庫判
256ページ
定価 800円+税
ISBN
978-4-480-43857-7   COPY
ISBN 13
9784480438577   COPY
ISBN 10h
4-480-43857-2   COPY
ISBN 10
4480438572   COPY
出版者記号
480   COPY
Cコード
C0195  
0:一般 1:文庫 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年1月10日
書店発売日
登録日
2022年11月25日
最終更新日
2022年12月28日
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書評掲載情報

2023-01-14 朝日新聞  朝刊
評者: 安田浩一(ノンフィクションライター)
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紹介

驚く程に豊かで、強く、愛おしい。「文学界の異端児」が綴る無二の人生――エッセイの名手としての輝きに満ちた傑作が待望の文庫化! 解説 黒岩由起子

「もし次の命があるならば、私はこんな男になりたい。
いや、再び女に生まれ変わったとしても、団鬼六になりたい。」

「なぜ、幾多の才人がこの男に引き寄せられ、夢中になって話に耳を傾けたのか。
その理由を、本書を読んで納得し、そして今再び、会いたい気持が募ってやまない。
どうしよう。」

――推薦・阿川佐和子

切ないほどの人情、痛快すぎる人生――エッセイの名手としての傑作!

【内容紹介】
「SM小説の大家」「最後の文豪」「文学界の異端児」――不世出の作家・団鬼六は類まれなるエッセイの名手でもあった。戦中の少年期、作家として駆け出した青年期、縁が縁を呼ぶ壮年期、病すら受け入れ筆をふるった晩年に至るまで……驚くほどに豊かで強く、愛おしい無二の日々がしなやかな言葉で綴られる。この世を存分に楽しみ尽くす、人生の真髄を射抜いた傑作。 解説・黒岩由起子(団鬼六秘書、長女)

【目次】
第一部 少年~青壮年期
第1話 ジャパニーズ・チェス 十三歳(昭和二十年)  
第2話 ショパンの調べ 二十三歳(昭和三十年)  
第3話 情趣について 二十四歳(昭和三十年)  
第4話 除夜の鐘 二十五歳(昭和三十一年) 
第5話 くず屋さん 二十七歳(昭和三十三年) 
第6話 頓死 二十八歳(昭和三十四年) 
第7話 出船の港 三十二歳(昭和三十八年) 
第8話 悪ガキ共 三十三歳(昭和三十九年) 
第9話 マグロの肉 三十六歳(昭和四十二年) 

第二部 中年~老年期
第10話 思い出のたこ 四十一歳(昭和四十七年) 
第11話 年賀状 四十九歳(昭和五十五年) 
第12話 フグの喰べ方教えます 五十六歳(昭和六十二年) 
第13話 牡丹 五十八歳(平成元年)   
第14話 相撲甚句 六十歳(平成三年)   
第15話 牛丼屋にて 六十二歳(平成五年)   
第16話 駑馬の会 六十三歳(平成六年)   
第17話 養老酒場 六十七歳(平成十年)   
第18話 透析拒否 七十五歳(平成十八年)  
第1話 瘋癲老人 七十九歳(平成二十二年) 
あとがき 
解説 黒岩由起子(団鬼六秘書・長女)

目次

第一部 少年~青壮年期
第1話 ジャパニーズ・チェス 十三歳(昭和二十年)  
第2話 ショパンの調べ 二十三歳(昭和三十年)  
第3話 情趣について 二十四歳(昭和三十年)  
第4話 除夜の鐘 二十五歳(昭和三十一年) 
第5話 くず屋さん 二十七歳(昭和三十三年) 
第6話 頓死 二十八歳(昭和三十四年) 
第7話 出船の港 三十二歳(昭和三十八年) 
第8話 悪ガキ共 三十三歳(昭和三十九年) 
第9話 マグロの肉 三十六歳(昭和四十二年) 

第二部 中年~老年期
第10話 思い出のたこ 四十一歳(昭和四十七年) 
第11話 年賀状 四十九歳(昭和五十五年) 
第12話 フグの喰べ方教えます 五十六歳(昭和六十二年) 
第13話 牡丹 五十八歳(平成元年)   
第14話 相撲甚句 六十歳(平成三年)   
第15話 牛丼屋にて 六十二歳(平成五年)   
第16話 駑馬の会 六十三歳(平成六年)   
第17話 養老酒場 六十七歳(平成十年)   
第18話 透析拒否 七十五歳(平成十八年)  
第1話 瘋癲老人 七十九歳(平成二十二年) 
あとがき 
解説 黒岩由起子(団鬼六秘書・長女)

著者プロフィール

団 鬼六  (ダン オニロク)  (著/文

団 鬼六(だん・おにろく):1931年滋賀県彦根生まれ。1957年、文藝春秋のオール讀物新人杯に「親子丼」で入選、執筆活動に入る。SM官能小説の第一人者であり、代表作『花と蛇』は複数回にわたり映画化されている。89年に断筆宣言をするも、95年に賭け将棋の伝説的将棋指しを描く『真剣師・小池重明』で本格的に執筆を再開。ベストセラーとなり、評判を呼ぶ。将棋はアマ六段の腕前(没後、七段に昇段)。『不貞の季節』『肉の顔役』『美少年』『快楽なくして何が人生』『落日の譜 雁金準一物語』ほか小説・エッセイ・評伝等ジャンルを横断し、著書多数。秘書を務めた長女・黒岩由起子との共著に『手術は、しません 父と娘の「ガン闘病」450日』がある。2011年逝去。

上記内容は本書刊行時のものです。