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出版者情報
そこから青い闇がささやき
ベオグラード、戦争と言葉
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年8月8日
- 書店発売日
- 2022年8月10日
- 登録日
- 2022年6月28日
- 最終更新日
- 2024年4月3日
書評掲載情報
2022-09-17 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
2022-09-17 |
朝日新聞
朝刊 評者: 安田浩一(ノンフィクションライター) |
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紹介
紛争下の旧ユーゴスラビア。NATOによる激しい空爆、戦火の中の人びとの日常、文学、希望……。戦争の実際を詩人が描く。解説 池澤夏樹
戦争を生きる人々の声を聞く。
空爆下の旧ユーゴスラビアに留まり、詩人が記した
戦火のなかの暮らし、子どもたちのいる情景。
今、世界にはたくさんの暴力と少しの希望がある。
この本を読んでぼくは、希望に賭けようと思った。
――池澤夏樹
「最初は、死者が名前で知らされる。それから数になる。最後には数もわからなくなる……」。旧ユーゴスラビア、ベオグラード。戦争がはじまり、家、街、友人、仕事……人々はあらゆるものを失っていく。そして、不条理な制裁と、NATOによる空爆がはじまった。日本への帰国を拒み空爆下の街に留まった詩人が、戦火のなかの暮らし、文学、希望を描くエッセイ集。
解説 池澤夏樹
【目次】
緑の水、音楽
Ⅰ カラタチの花、トランク
小さな自叙伝/写真のないアルバム
Ⅱ こどもの樅の木
昼下がりのバスストップ/燃え上がる炎/投獄された人々/黒い花
Ⅲ 光る朝の雪
見えない戦争/わたしの国の物語
Ⅳ ひなぎくの花
向日葵の女の子/麦畑の娘たち/水の情景/野原、馬
Ⅴ 鳥のために
境界の文学/橋をめぐるものたち/デサンカさんのこと
Ⅵ あどけない話
花冷え、空襲警報/宇宙と、声と、沈黙と──ベオグラードは生きている/小さな声、かすかな音/歌、私たちが光を呼びもどすとき/一九九九年、春/隠された声たち──人間らしい人間のために/バスの伝説
Ⅶ 泳ぐ花嫁
本という贈り物/そして島は漂いはじめた──映画「アンダーグラウンド」/おわり、或いは、あたらしいはじまり
文庫版『そこから青い闇がささやき』によせて
解説 池澤夏樹
目次
Ⅰ カラタチの花、トランク
小さな自叙伝/写真のないアルバム
Ⅱ こどもの樅の木
昼下がりのバスストップ/燃え上がる炎/投獄された人々/黒い花
Ⅲ 光る朝の雪
見えない戦争/わたしの国の物語
Ⅳ ひなぎくの花
向日葵の女の子/麦畑の娘たち/水の情景/野原、馬
Ⅴ 鳥のために
境界の文学/橋をめぐるものたち/デサンカさんのこと
Ⅵ あどけない話
花冷え、空襲警報/宇宙と、声と、沈黙と──ベオグラードは生きている/小さな声、かすかな音/歌、私たちが光を呼びもどすとき/一九九九年、春/隠された声たち──人間らしい人間のために/バスの伝説
Ⅶ 泳ぐ花嫁
本という贈り物/そして島は漂いはじめた──映画「アンダーグラウンド」/おわり、或いは、あたらしいはじまり
文庫版『そこから青い闇がささやき』によせて
解説 池澤夏樹
上記内容は本書刊行時のものです。