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出版者情報
反戦と西洋美術
発行:筑摩書房
新書判
224ページ
定価
900円+税
- 初版年月日
- 2023年2月7日
- 書店発売日
- 2023年2月9日
- 登録日
- 2022年12月23日
- 最終更新日
- 2023年2月1日
書評掲載情報
2023-04-08 |
産經新聞
朝刊 評者: 藤田一人(美術ジャーナリスト) |
2023-04-01 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
2023-03-26 |
読売新聞
朝刊 評者: 小池寿子(国学院大学教授・美術史家) |
2023-03-25 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 宮下規久朗(美術史家) |
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紹介
戦争とその表象の関係という古くて新しい問い。17世紀から現代に至る「反戦」のイメージを手がかりに、その倫理的、あるいは政治的な役割について捉え直す。
ロシアによるウクライナ侵攻を、報道やSNSで目の当たりにして、私たちはあらためて戦争とその表象の関係性という問題を突きつけられている。何が真実か、誰がどんな立場でどんな意図を持ち発信しているのか。勝者の側で描かれた「戦争画」の時代を経て、十七世紀には現代の「反戦」意識に通じる美術の流れが登場する。その後急速に激甚化する戦争の時代を背景に醸成され、雄弁に、あるいは抑制気味にと、その倫理的・感性的・政治的な役割を巡り、揺れる「反戦」のイメージの変遷を捉えなおす。
上記内容は本書刊行時のものです。