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反戦と西洋美術 岡田 温司(著/文) - 筑摩書房
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反戦と西洋美術 (ハンセントセイヨウビジュツ)

新書
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発行:筑摩書房
新書判
224ページ
定価 900円+税
ISBN
978-4-480-07529-1   COPY
ISBN 13
9784480075291   COPY
ISBN 10h
4-480-07529-1   COPY
ISBN 10
4480075291   COPY
出版者記号
480   COPY
Cコード
C0270  
0:一般 2:新書 70:芸術総記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年2月7日
書店発売日
登録日
2022年12月23日
最終更新日
2023年2月1日
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書評掲載情報

2023-04-08 産經新聞  朝刊
評者: 藤田一人(美術ジャーナリスト)
2023-04-01 東京新聞/中日新聞  朝刊
2023-03-26 読売新聞  朝刊
評者: 小池寿子(国学院大学教授・美術史家)
2023-03-25 日本経済新聞  朝刊
評者: 宮下規久朗(美術史家)
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紹介

戦争とその表象の関係という古くて新しい問い。17世紀から現代に至る「反戦」のイメージを手がかりに、その倫理的、あるいは政治的な役割について捉え直す。

 ロシアによるウクライナ侵攻を、報道やSNSで目の当たりにして、私たちはあらためて戦争とその表象の関係性という問題を突きつけられている。何が真実か、誰がどんな立場でどんな意図を持ち発信しているのか。勝者の側で描かれた「戦争画」の時代を経て、十七世紀には現代の「反戦」意識に通じる美術の流れが登場する。その後急速に激甚化する戦争の時代を背景に醸成され、雄弁に、あるいは抑制気味にと、その倫理的・感性的・政治的な役割を巡り、揺れる「反戦」のイメージの変遷を捉えなおす。 

著者プロフィール

岡田 温司  (オカダ アツシ)  (著/文

岡田 温司(おかだ・あつし):1954年生まれ。京都大学大学院博士課程修了。京都大学名誉教授。現在、京都精華大学教授。専門は西洋美術史・思想史。著書『モランディとその時代』(人文書院)で吉田秀和賞、『フロイトのイタリア』(平凡社)で読売文学賞を受賞。ほかに『西洋美術とレイシズム』(ちくまプリマー新書)、『最後の審判』『マグダラのマリア』『天使とは何か』(中公新書)、『グランドツアー』『デスマスク』『黙示録』(岩波新書)など著書多数。

上記内容は本書刊行時のものです。