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出版者情報
東北史講義【古代・中世篇】
発行:筑摩書房
新書判
272ページ
定価
880円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2023年3月7日
- 書店発売日
- 2023年3月9日
- 登録日
- 2023年1月26日
- 最終更新日
- 2024年10月30日
書評掲載情報
2023-03-25 |
朝日新聞
朝刊 評者: 田中大喜(国立歴史民俗博物館准教授) |
2023-03-19 | 産經新聞 朝刊 |
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紹介
辺境の地として倭人の大国に侵食された古代。豊かな天然資源が交易を支え、活発な交流が多様で独自性に富んだ地域を形成した中世。東北の成り立ちを読み解く。
東北史を三つの視点から読み解く。一つめは、近畿地方を中心に国家が形成されると、やがて国家的な境界が東北地方に形成されたこと。二つめは、境界領域としての東北地方で、人や物、言語、習俗、信仰などの交流が活発に行われたこと。三つめは、これまで一言で東北地方といってきた、その内側に多様性に富む地域が形成されていたということである。東北史を考えることは、現代日本の構造を明確化させることでもあり、逆に地域の主体性や独自性を示すことに他ならない。
上記内容は本書刊行時のものです。