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出版者情報
ちくま新書巻次:1633
日本美術の核心
周辺文化が生んだオリジナリティ
発行:筑摩書房
新書判
296ページ
定価
970円+税
- 初版年月日
- 2022年2月7日
- 書店発売日
- 2022年2月9日
- 登録日
- 2021年12月22日
- 最終更新日
- 2022年2月16日
紹介
遊び心、わび、デザイン性、文字との融合、多様性の競演……世界の周辺文化のトップランナーである日本美術の唯一無二性を、豊富な図版とともに解析する一冊。
西欧や中国の美術はいわゆるファインアート、権力者による威圧的な造形を主流としているが、日本美術は違う。例えば鳥獣戯画や伊藤若冲の作品のように、遊び心にあふれ見る者を楽しませる造形によって鮮烈に彩られ、「真実」よりも「美しさ」を追求し発展してきた。「わび」「素朴さ」「デザイン性」「文字との融合」「多様性の競演」……世界に類のないそのオリジナリティを、本書では縦横無尽に読み解いていく。世界の周辺文化のトップランナーとしての日本美術の唯一無二性を解析する一冊。
上記内容は本書刊行時のものです。