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教育格差 松岡 亮二(著/文) - 筑摩書房
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教育格差 (キョウイクカクサ) 階層・地域・学歴 (カイソウチイキガクレキ)

新書
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発行:筑摩書房
新書判
384ページ
定価 1,000円+税
ISBN
978-4-480-07237-5   COPY
ISBN 13
9784480072375   COPY
ISBN 10h
4-480-07237-3   COPY
ISBN 10
4480072373   COPY
出版者記号
480   COPY
Cコード
C0237  
0:一般 2:新書 37:教育
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年7月4日
書店発売日
登録日
2019年5月18日
最終更新日
2024年1月16日
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書評掲載情報

2021-03-13 日本経済新聞  朝刊
評者: 阿部彩(東京都立大学教授)
2019-12-08 毎日新聞  朝刊
評者: 大竹文雄(大阪大学教授・労働経済学)
2019-09-14 日本経済新聞  朝刊
評者: 小塩隆士(一橋大学教授)
2019-09-07 朝日新聞  朝刊
評者: 出口治明(立命館アジア太平洋大学学長)
2019-08-18 産經新聞  朝刊
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紹介

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日本の教育の実態を俯瞰的に捉え直した数少ない正攻法の力作である。
読後感は重いが説得力は半端ではない。
教育に興味のある人にぜひとも一読してもらいたい一冊だ。
――出口治明さん (立命館アジア太平洋大学(APU)学長)

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就学前、小学校、中学校、高校、国際比較…
データで「緩やかな身分社会・日本」の実態を克明に描き出す!

◆小学校入学時にすでに学力格差が存在!

◆公立の中学校同士でも大きな「環境」格差がある!?

◆親が大卒/非大卒で、就学前~高校まで格差が存在。

出身家庭と地域という本人にはどうしようもない初期条件によって子供の最終学歴は異なり、
それは収入・職業・健康など様々な格差の基盤となる。
つまり日本は、「生まれ」で人生の選択肢・可能性が大きく制限される「緩やかな身分社会」なのだ。
本書は、戦後から現在までの動向、就学前~高校までの各教育段階、国際比較と、
教育格差の実態を圧倒的なデータ量で検証。
その上で、すべての人が自分の可能性を活かせる社会をつくるために、採るべき現実的な対策を提案する。


朝日新聞:出口治明さん評 (2019.9.7)
日経新聞:小塩隆士さん評 (2019.9.14)
毎日新聞:大竹文雄さん評(2019.12.8「2019年この3冊」)で大絶賛!!

ほか、『週刊東洋経済』2019年11月16日号、『文學界』2019年1月号、『サイゾー』2020年1月号
『都市問題』2019年12月号、『内外教育』2019年11月15日合併号、『週刊教育資料』1546号などで紹介!

目次

第1章 終わらない教育格差
第2章 幼児教育――目に見えにくい格差のはじまり
第3章 小学校――不十分な格差縮小機能
第4章 中学校――「選抜」前夜の教育格差
第5章 高校――間接的に「生まれ」で選別する制度
第6章 凡庸な教育格差社会――国際比較で浮かび上がる日本の特徴
第7章 わたしたちはどのような社会を生きたいのか

上記内容は本書刊行時のものです。