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日本人無宗教説 藤原 聖子(著/文 | 編集) - 筑摩書房
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日本人無宗教説 (ニホンジンムシュウキョウセツ) その歴史から見えるもの (ソノレキシカラミエルモノ)

哲学・宗教
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発行:筑摩書房
四六判
272ページ
定価 1,700円+税
ISBN
978-4-480-01773-4   COPY
ISBN 13
9784480017734   COPY
ISBN 10h
4-480-01773-9   COPY
ISBN 10
4480017739   COPY
出版者記号
480   COPY
Cコード
C0314  
0:一般 3:全集・双書 14:宗教
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年5月16日
書店発売日
登録日
2023年4月18日
最終更新日
2023年5月25日
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書評掲載情報

2023-07-30 産經新聞  朝刊
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紹介

「日本人は無宗教だ」とする言説の明治以来の系譜をたどり、各時代の日本人のアイデンティティ意識の変遷を解明する。宗教意識を裏側から見る日本近現代宗教史。

「日本人は無宗教だ」とする言説は明治初期から、しかもreligionの訳語としての「宗教」という言葉が定着する前から存在していた。「日本人は無宗教だから、大切な〇〇が欠けている」という〝欠落説〟が主だったのが、一九六〇年代になると「日本人は実は無宗教ではない」「無宗教だと思っていたものは〝日本教〟のことだった」「自然と共生する独自の宗教伝統があるのだ」との説が拡大。言説分析の手法により、宗教をめぐる日本人のアイデンティティ意識の変遷を解明する、裏側から見た近現代宗教史。

【目次】
はじめに 藤原聖子
第一章 無宗教だと文明化に影響?――幕末~明治期 木村悠之介
第二章 無宗教だと国力低下?――大正~昭和初期 坪井俊樹
第三章 無宗教だと残虐に?――終戦直後~1950年代 藤原聖子
第四章 実は無宗教ではない?――1960~70年代 木村悠之介
第五章 「無宗教じゃないなら何?」から「私、宗教には関係ありません」に――1980~90年代 和田理恵
第六章 「無宗教の方が平和」から「無宗教川柳」まで――2000~2020年 稲村めぐみ
おわりに 藤原聖子

目次

はじめに 藤原聖子
第一章 無宗教だと文明化に影響?――幕末~明治期 木村悠之介
第二章 無宗教だと国力低下?――大正~昭和初期 坪井俊樹
第三章 無宗教だと残虐に?――終戦直後~1950年代 藤原聖子
第四章 実は無宗教ではない?――1960~70年代 木村悠之介
第五章 「無宗教じゃないなら何?」から「私、宗教には関係ありません」に――1980~90年代 和田理恵
第六章 「無宗教の方が平和」から「無宗教川柳」まで――2000~2020年 稲村めぐみ
おわりに 藤原聖子

著者プロフィール

藤原 聖子  (フジワラ サトコ)  (著/文 | 編集

藤原 聖子(ふじわら・さとこ):東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は比較宗教学。著書『世界の教科書でよむ〈宗教〉』(ちくまプリマー新書、2011 年)、『ポスト多文化主義教育が描く宗教』(岩波書店、2017年)、『宗教と過激思想』(中公新書、2021年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。