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出版者情報
WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)生命とは何か
発行:ダイヤモンド社
四六変型判
272ページ
定価
1,700円+税
- 書店発売日
- 2021年3月11日
- 登録日
- 2021年1月7日
- 最終更新日
- 2021年2月17日
書評掲載情報
2021-11-20 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 波多野睦子(応用物理学会会長) |
2021-05-29 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 山﨑ナオコーラ(作家) |
2021-05-15 |
朝日新聞
朝刊 評者: 川端裕人(作家) |
2021-05-02 |
読売新聞
朝刊 評者: 小川さやか(立命館大学教授・文化人類学者) |
2021-05-01 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 十倉雅和(住友化学会長) |
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紹介
本書は、ノーベル生理学・医学賞を受賞した生物学者ポール・ナースが、「生命とは何か?」について、語りかけるようなやさしい文体で答える一冊。
著者が、生物学について真剣に考え始めたきっかけは一羽の蝶だった。12歳か13歳のある春の日、ひらひらと庭の垣根を飛び越えた黄色い蝶の、複雑で、完璧に作られた姿を見て、著者は思った。
生きているっていったいどういうことだろう? 生命って、なんなのだろう?
著者は旺盛な好奇心から生物の世界にのめり込み、生物学分野の最前線に立った。本書ではその経験をもとにして、「細胞」「遺伝子」「自然淘汰による進化」「化学としての生命」「情報としての生命」の生物学5つの重要な考え方をとりあげて、生命の仕組みについての、はっきりとした見通しを提示する。
・・・あなたの出発点がどのレベルにあろうと、そう、たとえ科学って苦手だなぁと感じている人も、怖がらないでほしい。この本を読み終えるころには、あなたや私や繊細な黄色い蝶、そしてこの惑星上のすべての生き物が、どのようにつながっているか、より深く理解してもらえるはずだ。私と一緒に、「生命とは何か」という大いなる謎に迫ろうではないか。(本書の「まえがき」より)
目次
まえがき
ステップ1 細胞ー細胞は生物学の「原子」だ
ステップ2 遺伝子ー時の試練をへて
ステップ3 自然淘汰による進化ー偶然と必然
ステップ4 化学としての生命ー混沌から秩序へ
ステップ5 生命は情報ー全体として機能するということ
世界を変えよう
生命とは何か?
謝辞
訳者あとがき
著者略歴
上記内容は本書刊行時のものです。