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発行:第三文明社
A5判
152ページ
定価
1,091円+税
- ISBN
- 9784476062434
- Cコード
-
C0036
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一般 単行本 社会
- 初版年月日
- 2020年11月15日
- 書店発売日
- 2020年11月27日
- 登録日
- 2020年9月24日
- 最終更新日
- 2020年10月30日
紹介
長崎への原爆投下から75年──「あの日」から未来へとつないでいく新たな被爆証言集。長崎の中高生が、7人の証言者に聞き取りを行い、取材後記もつづった。有識者へのインタビュー記事のほか、長崎の被爆遺構等を紹介する付録「被爆遺構めぐりのすすめ」など、“学べる”コンテンツも多数収録。
目次
発刊にあたって
あなたにとって大切なものは何ですか
第1章 証言──平和への祈り
毎晩のように見る母の夢
“母ちゃん、どこにおると”
牟田満子
生き残った同級生は14人。
命ある限り語り継ぐ
森本正記
語り部として「平和」訴え続ける
“自分の心を大きくする大切さ”
浦邊弘子
妹の青春を奪った原爆
“何年も、何年も、苦しみは続く”
高村剛
“原爆のせいかも”と
思わずにいられない
松本初美
父から娘へ被爆体験を継承
“原爆は過去ではなく現実にあるもの”
木村光盛・靖子
被爆二世の使命に生きる
強き母の姿が背中を押してくれる
平野大壽
[コラム]戦時中の日常生活について
第2章 未来への継承を考える
核問題を「自分事」として捉える
被爆地の声、上げ続けることが大事
吉田文彦(長崎大学核兵器廃絶研究センター長)
私にとっての継承のあり方①
私にとっての継承のあり方②
第3章 核のない世界を目指して
望まれない兵器の誕生
世界終末時計が示す現実
いまだ世界に存在する核兵器
ビキニ環礁の悲劇
核兵器廃絶を選択した国
75年使えなかった重み
禁止条約の意義
「核兵器=悪」の烙印を
核兵器なき社会を
エピローグ
ふろく 被爆遺構めぐりのすすめ
参考文献一覧
上記内容は本書刊行時のものです。