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アジェンダ 未来への課題 第80号
STOP! 原発・気候危機Ⅱ #原発推進GXにNO!
発行:アジェンダ・プロジェクト
A5判
縦210mm
横148mm
厚さ6mm
重さ 142g
96ページ
定価
600円+税
- 初版年月日
- 2023年3月15日
- 書店発売日
- 2023年3月20日
- 登録日
- 2023年1月19日
- 最終更新日
- 2023年3月8日
紹介
岸田政権は、グリーン・トランスフォーメーション(GX)を掲げて「原発回帰」の姿勢を鮮明に打ち出しました。これは甚大な犠牲の上に得たはずの、東電福島第一原発事故の教訓を捨て去る暴挙に他なりません。今号では、日本の原発について、汚染水の海洋放出を強行しようとしている福島第一原発の廃炉作業の現状や、子ども脱被ばく裁判、福島・浜通りで進む「復興事業」=「イノベーション・コースト構想」の問題点を取り上げました。また竣工延期を26回もくり返す再処理工場はじめ青森県に集中する原子力施設の近況や、島根原発再稼働に反対する広島市民の運動を紹介しています。さらに気候危機の現状とこれを食い止めるための取り組みや、世界で急速に進む再生可能エネルギーの普及から取り残されている日本の現実についても取り上げました。そして、脱原発を進めることこそが、脱石炭火力と並ぶ最も有効な気候危機対策であることを明らかにしています。
目次
グラビア「民意を無視した女川原発2号機の再稼働を許さない!」(舘脇章宏);松久保肇「政府のGX=原発活用方針の誤り;田浦健朗「深刻化する気候危機にどう取り組むか」;飯田哲也「文明史的なエネルギー大転換から取り残される日本」;伴英幸「見通しの立たない福島第一原発の廃炉作業」;和田央子「イノベーション・コースト構想のまやかし」;水戸喜世子「もうこれ以上被ばくさせるな!『子ども脱被ばく裁判』」;山田清彦「青森県の原子力施設の近況」;溝田一成「広島から島根原発再稼働とめよう行動」;レポート「福島原発被ばく労災損害賠償裁判に参加して」;レポート「司法の責任とは何かー樋口英明元裁判長 京大講演会」、ほか
上記内容は本書刊行時のものです。