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母 信子
四六判
160ページ
並製
価格
1,200円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年6月30日
- 書店発売日
- 2022年6月28日
- 登録日
- 2022年5月12日
- 最終更新日
- 2022年10月4日
紹介
「お前たちを殺すことはできない。俺の分まで生きてくれ」との、夫の別れ際のひと言に、今日まで背中を押されて生きて来た。
今でも、去っていく……あの後ろ姿が忘れられない。
平成に入り、和子は84歳になった母信子を誘い、オホーツクへ旅に出る。そこで母は、堰を切ったように、満州の記憶を話しはじめる。
信子が娘に語った戦争の記憶をもとに綴られる、明治から令和まで5つの時代を生きた、4世代110年にわたる女たちの物語。
目次
発刊によせて
『母 信子』関係図
主な登場人物
第一章 信子〈1〉
紋別の思い出
信子の生い立ち
信子の結婚
紋別「別れのブルース」
第二章 信子〈2〉
リンゴの花びら
芳春感謝の出会い
もしも月給が上がったら
札幌へ引越し
第三章 和子〈1〉
別れのあとに
女の居場所
芳春老いとの戦い
第四章 信子〈3〉
「母 信子」の心の旅路
戦争はある時突然に
夫の別れ際のひと言
第五章 信子〈4〉
子供を日本へ連れ帰る難しさ
京都舞鶴港
故郷青森へ
第六章 信子〈5〉
霊媒師
親愛なるトミ子さん
信子の幸せな結末
第七章 和子〈2〉
再 会
のれんを守る
「さらば奉天」
まんしゅう母子地蔵
おわりに
参考文献
上記内容は本書刊行時のものです。