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軍服を着た法律家
映画に見る軍事法廷と日本
発行:風詠社
A5判
縦210mm
横148mm
厚さ18mm
重さ 504g
344ページ
定価
1,500円+税
- 初版年月日
- 2022年12月8日
- 書店発売日
- 2022年12月13日
- 登録日
- 2022年10月31日
- 最終更新日
- 2022年11月30日
紹介
アメリカ映画をはじめ諸外国や邦画の中の軍事法廷で、制服を着た軍人たちが“言葉を武器”に戦う姿は見応えがある。その際、裁判制度や法律などの予備知識があれば、登場人物の心理や言動の意味がより深く分かるであろう。本書はその“攻略本”として、映画のスクリプト、現行法や昔の法令も含めて、多種の資料をもとに執筆・編纂されている。登場する映画・約50作品は以下の4項目で構成。(1)Story:いわゆる「あらすじ」で、軍事法廷を焦点に関係する予備知識や参考情報を説明。(2)Comment:作品の評価や法律の解説を試みる。(3)ふかぼり:Story、Commentで取り上げた問題をさらに掘り下げた「小ネタ」「トリビア」。(4)幕間:各項の終わりに少し寄り道して、多少専門的な話題を取り上げる。そしてエピローグでは歴史を踏まえ、将来に向けて日本の軍事法廷の憲法上の位置づけやその権限のあり方を展望。
目次
《プロローグ》前口上:映画の中の軍事法廷 《序幕》司法と軍事司法:§1 司法とは §2 アメリカの司法と軍事司法 §3 軍隊トリビア 《第1幕》軍法会議:§1 アメリカの軍法会議 §2 諸外国の軍法会議 §3 旧軍の軍法会議 《第2幕》軍事委員会:§1 アメリカの軍事委員会 §2 旧軍の軍律会議 《第3幕》 国際軍事法廷:§1 国際軍事法廷 §2 その後の国際軍事法廷の発展 《エピローグ》Back to the Future 日本に軍事法廷は必要ないのか
上記内容は本書刊行時のものです。