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教科書と「慰安婦」問題
子どもたちに歴史の事実を教え続ける
発行:群青社
A5判
縦210mm
横148mm
厚さ16mm
重さ 350g
228ページ
定価
2,000円+税
- 初版年月日
- 2021年8月14日
- 書店発売日
- 2021年10月6日
- 登録日
- 2021年9月2日
- 最終更新日
- 2021年9月24日
紹介
政府幕僚や自民党、維新の会、右派勢力などによって蒸し返される歴史の改竄・歪曲。その象徴としてターゲットにされてきた「慰安婦」問題。論理性も知性もない幼稚な歴史修正主義は戦後最悪とされる日韓関係の最大の障壁となっている。著者はこうした流れに抗い、長年、歴史の授業を通して「慰安婦」問題の真実を子どもたちに教えてきた。本書は戦後、時の権力の意向を反映しつづけてきた歴史教科書検定の実態を、一身を投げ打って告発し続けた家永三郎の3次にわたる教科書裁判や杉本判決を通して示すとともに、「慰安婦」問題の教科書記述の経年的変化と「慰安婦」問題の授業や子どもたちの学びの実際を示すことで、戦前を彷彿とさせる昨今の状況の下、民主主義の根幹としての教育の自由、教師のあり方を強く問う。
目次
第1章 戦後教科書の登場と教科書をめぐる問題 第2章 1990年代における第3次教科書攻撃と現在 第3章 教科書と授業 第4章 教科書は植民地支配をどう描いてきたのか 第5章 「慰安婦」授業で何を学ぶか 終章
上記内容は本書刊行時のものです。