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日韓関係の危機をどう乗り越えるか? 戸塚 悦朗(著/文) - アジェンダ・プロジェクト
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【利用不可】

日韓関係の危機をどう乗り越えるか? (ニッカンカンケイノキキヲドウノリコエルカ) 植民地支配責任のとりかた (ショクミンチシハイセキニンノトリカタ)

社会一般
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A5判
縦210mm 横148mm 厚さ5mm
重さ 133g
70ページ
定価 600円+税
ISBN
978-4-434-28940-8   COPY
ISBN 13
9784434289408   COPY
ISBN 10h
4-434-28940-3   COPY
ISBN 10
4434289403   COPY
出版者記号
434   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年4月25日
書店発売日
登録日
2021年3月31日
最終更新日
2021年4月22日
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紹介

今、日本国内では、2018年の韓国大法院の判決以降、植民地期の徴用工や「慰安婦」制度被害者への賠償の問題をめぐって、1965年の日韓請求権協定の文言にのみ問題を矮小化し、「韓国の国際法違反」を批判する言説がまかりとおっている。日韓両政府の対立が深まる中、まるで被害加害関係が逆転したかのような歪な現状に対して、1910年の「韓国併合条約」や、安重根裁判の管轄権の正当性・合法性にかかわる1905年の「保護条約」に著者は着目。国際法を含めた長年の研究により、この「保護条約」が存在しなかったことを明らかにした。本書では、日本社会に広く問題提起すべく、この事実についてわかりやすく解説している。「最悪」とも評される今日の日韓関係の改善のためには、韓国大法院判決が示した日本の朝鮮植民地支配の「不法性」の問題に、日本政府と日本の社会が真摯に向き合うことが不可欠なことを明らかにしている。

目次

はじめに/第1章 日韓関係の危機の真因 /第2章 植民地支配責任とは?/第3章 言葉の魔法?/第4章 植民地支配が「不法」なワケ /第5章 記録(記憶)が消えて行く /第6章 過去を未来につなぐには /あとがき・資料

著者プロフィール

戸塚 悦朗  (トツカ エツロウ)  (著/文

1942年静岡県生まれ。現職:弁護士(2018年11月再登録)。英国王立精神科医学会名誉フェロー。日中親善教育文化ビジネスサポートセンター顧問。龍谷大学社研安重根東洋平和研究センター客員研究員。教育歴等:理学士・法学士(立教大学)。法学修士(LSE・LLM)。博士(立命館大学・国際関係学)。職歴:1973年4月第二東京弁護士会入会(2000年3月公務就任のため退会)。薬害スモン訴訟原告代理人を務めた。1984年以降、国連人権NGO代表として国際的人権擁護活動に従事。国連等国際的な舞台で,精神障害者等被拘禁者の人権問題,日本軍「慰安婦」問題などの人権問題に関わり続けてきた。

上記内容は本書刊行時のものです。