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さんぎゃ橋を越えて
四六判
重さ 250g
170ページ
並製
価格
1,300円+税
- 出版社在庫情報
- 絶版
- 初版年月日
- 2020年3月25日
- 書店発売日
- 2020年3月25日
- 登録日
- 2020年3月6日
- 最終更新日
- 2022年3月23日
紹介
北海道余市町に生きる少女・桂子と、彼女を軸に織り成される素朴で美しい日々。雪深い開拓地に暮らす苦しみ、親友との別れ。徴兵された父や叔父たち、それを見送った開拓一世の祖父母。戦争に巻き込まれる人々の悲哀が、純真な少女の目を通して語られる。
目次
さんぎゃ橋
登校の道
母と叔母さん
弾薬庫の爆発と敗戦
後ろの八重ちゃん
叔父さんの帰還
父の帰還
かくれんぼ
意外ななりゆき
友達
炭焼き小屋
変わり行く季節
返事がない八重ちゃん
雪の中の帰り道
さんぎゃの爺さんの家
朝鮮の人達
赤井川村のキミさん
生きていた母さん
子供の鬼
最後の復員、得一叔父さん
みちくさ
松の苗木
祖父の入院から
苦難の開墾
町の中学校へ
羊蹄山(蝦夷富士)
兄弟
大きな雪の結晶
虚無僧と祖母
下手物談義
思い出の登山
宝物
上記内容は本書刊行時のものです。