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日と月と刀〈四〉 丸山 健二(著/文) - 柏艪舎
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完本 丸山健二全集 13

日と月と刀〈四〉

発行:柏艪舎
発売:星雲社
四六判
縦128mm 横133mm 厚さ40mm
重さ 700g
528ページ
函入り、箔押し
定価 6,000円+税
ISBN
978-4-434-24725-5
Cコード
C0093
一般 単行本 日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2018年9月12日
最終更新日
2018年11月15日
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受賞情報

芥川賞作家

紹介

時は乱世の室町時代。薬王寺を襲った山賊に攫われ、馬上から投げ捨てられた女(母親)から生まれ落ち、刀鍛冶に拾われ育てられた無名丸。やがて無名丸は見よう見まねで自ら鍛えた〈草の刀〉と、育ての親が鍛えた〈星の刀〉を携え、放浪の旅に出る。
一方の無名丸は八十歳となり、草庵に籠もって六曲一双の屏風絵を描きあげ、今際の時を迎えようとしている。つまり、無名丸の八十年という一生が語られるわけで、将軍の庇護のもと大僧正になった実の父親との出会い、そこに至るまでの無名丸の波乱に満ちた人生放浪はまさに壮麗な絵巻物語である。
その放浪は、人生の何たるかを求める旅でありながら、殺人を重ねる修羅の道でもあり、無名丸は、「日を崇めるなかれ、月を愛でるなかれ、刀を信ずるなかれ」を胸に刻んで人間としての生を全うしようとする。無名丸がいよいよ絶命する時点で、読者は大いなる感動を覚えるにちがいない。これは紛れもなく、生々流転、そして再生の物語であり、人間及び人生の賛歌にほかならない。親鸞、そして「歎異抄」の世界と言ってもいいだろう。
著者はこれまで、短編の名手と言われてきたが、それはたぶん、労を惜しんで短編しか読もうとしなかった人の遁辞だろう。著者の長編こそはまさに傑作であり、日本文学の最高峰に位置していることは疑問の余地がない。

版元から一言

【全集詳細】
タイトル 完本 丸山健二全集
著者 丸山健二
装丁 寄藤文平+鈴木千佳子(文平銀座)
印刷 亜細亜印刷
判型 四六判(131mm×188mm)
体裁 上製本・函入・箔押し
頁数 三五〇~六五〇頁(大凡)
定価 各五五〇〇~七〇〇〇円(予価・税別)
巻数 一〇〇巻(予定)
配本 二〇一七年九月~二〇二七年(予定)毎年三、六、九、十二月に配本。年十巻刊行予定。

著者プロフィール

丸山 健二  (マルヤマ ケンジ)  (著/文

一九四三年生まれ。二十二歳から文筆活動に入り、当初から文壇とは一線を画した独自のスタンスで、刺激に富んだ創作活動を続けている。高質で、斬新で、透明感にあふれ、力強く、確信に満ちた文体を、変幻自在に駆使して、新境地を次々に切り拓いてゆく圧倒的な作風は、小説のみならず、言語芸術の世界において他の追随を許さぬ稀有な存在であり、生者の魂を根底から甦生させ得る、真の第一人者である。

上記内容は本書刊行時のものです。