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心の王者 太宰 治(著) - 柏艪舎
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心の王者 (ココロノオウジャ) 太宰治随想集 (ダザイオサムズイソウシュウ)

文芸
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発行:柏艪舎
発売:星雲社
四六判
重さ 500g
448ページ
上製
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-434-24684-5   COPY
ISBN 13
9784434246845   COPY
ISBN 10h
4-434-24684-4   COPY
ISBN 10
4434246844   COPY
出版者記号
434   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2018年5月
書店発売日
登録日
2018年5月8日
最終更新日
2018年6月19日
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紹介

太宰治没後70年。
表題作「心の王者」のほか、「如是我聞」「もの思う葦」など
太宰治の全随想、序文・跋文124編を収めた初の随想集。

目次


     田舎者             11
     魚服記に就て          12
     川端康成へ           13
     作者の言分           17
     (『ダス・ゲマイネ』の作者/太宰治)
     作者の言分           18
     (『地球図』の作者/太宰治)   
      人物に就いて          19
     古典竜頭蛇尾          22
     悶悶日記            27
     走ラヌ名馬           32
     先生三人            34
     春夫と旅行できなかった話    36
     音に就いて           37
     檀君の近業について       40
     思案の敗北           41
     こわい顔して―創作余談―   47
     他人に語る           50
     一日の労苦           52
     多頭蛇哲学           57
     答案落第            61
     緒方氏を殺した者        65
     一歩前進二歩退却        67
     富士に就いて          69
     校長三代            71
     女人創造            74
     むかしの亡者          77
     九月十月十一月         78
     当選の日            84
     正直ノオト           91
     読者に             94
     春昼              95
     ラロシフコー          97
     「人間キリスト記」その他     99
     市井喧争            102
     困惑の弁            105
     心の王者            111
     このごろ            115
     金木の旧正月          121
     鬱屈禍             122
     酒ぎらい            125
     知らない人           134
     無趣味             140
     作家の像            141
     諸君の位置           147
     義務              150
     三月三十日           153
     大恩は語らず          156
     自信の無さ           160
     「武技」よりも「芸技」      162
      …十四日目の印象…
     蒼穹答えず           164
     六月十九日           166
     貪婪禍             168
     「女の決闘」その他        171
     浪漫万歳            175
     パウロの混乱          177
     文盲自嘲            180
     独語いっ時           182
     弱者の糧            186
     男女川と羽左          189
     五所川原            191
     青森              193
     容貌              195
     「晩年」と「女生徒」       197
     私の著作集           199
     世界的             200
     私信              202
     或る忠告            204
     日記抄             206
     食通              207
     一問一答            208
     無題              211
     炎天汗談            212
     小照              215
     天狗              217
     わが愛好する言葉        224
     金銭の話            225
     無題              229
     横綱              230
     革財布             231
     「惜別」の意図           235
     芸術ぎらい           239
     郷愁              243
     純真              246
     一つの約束           247
     日本文学の伝統に根ざすもの   249
     春               251
     返事              253
     津軽地方とチェーホフ      258
     政治家と家庭          262
     海               263
     同じ星             265
     新しい形の個人主義       267
     織田君の死           268
     無題              270
     文学の曠野に          271
     小志              278
     かくめい            279
     小説の面白さ          280
     徒党について          282
     黒石の人たち          285
     
   Ⅱ
     「地球図」序           289
     『思い出』序           290
     田中君に就いて         293
     ―田中英光著『オリムポスの果実』序
     犯しもせぬ罪を         295
     ―宮崎讓詩集『竹槍隊』序
     『東京八景』あとがき       297
     『風の便り』あとがき       298
     『老ハイデルベルヒ』序      299
     『女性』あとがき         301
     『富嶽百景』序          302
     櫻岡孝治著『馬来の日記』序   303
     『新釈諸国噺』凡例        305
     『玩具』あとがき         308
     『猿面冠者』あとがき       310
     『姥捨』あとがき         311
     『パンドラの匣』あとがき     312
     『ろまん燈籠』序         313
     『女神』あとがき         314
     村上芳雄著『洋燈』序      315
     『井伏鱒二選集』後記       317
     豊島與志雄著『高尾ざんげ』解説 335
     やわらかな孤独         338
     ―宇留野元一作「樹海」について
     「グッド・バイ」作者の言葉    339

   Ⅲ
     もの思う葦            343
     碧眼托鉢            385
     如是我聞            397


   太宰治 年譜            434

版元から一言

太宰治没後70年。太宰治の全随想、序文・跋文124編を収めた初の随想集。
太宰文学の源となっていると思われる著者の考えや思いが随所に散りばめられた、太宰文学ファンならば、ぜひ読んでおきたい必読の書です。

著者プロフィール

太宰 治  (ダザイ オサム)  (

1909年6月19日、青森県北津軽郡金木村に、津島家の第十子六男として生まれる。1930年、東京帝国大学仏文科に入学。1933年、筆名、太宰治で「魚服記」「思い出」を発表。文壇に登場してから二十年余のうちに「斜陽」「人間失格」「津軽」「走れメロス」など、数多くの作品を発表している。1948年6月13日、玉川上水に入水自殺。6月19日(奇しくも誕生日)に遺体発見。

上記内容は本書刊行時のものです。