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出版者情報
僕たちは育児のモヤモヤをもっと語っていいと思う
- 書店発売日
- 2019年8月8日
- 登録日
- 2019年7月25日
- 最終更新日
- 2019年7月25日
書評掲載情報
2020-02-29 |
朝日新聞
朝刊 評者: 加瀬健太郎(写真家) |
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紹介
「育児だって、仕事だ!」
「イクメンなんて無理ゲーだ!」
『現代用語の基礎知識』選 ユーキャン新語・流行語大賞で「イクメン」がトップテンに選ばれたのが2010年。
あれから約10年。「女性活躍」が謳われる世の中で、ますます男性の育児も当たり前になりつつあります。
しかし、
「イクメン」のハードルが高すぎる!
そもそも育児が大変過ぎる!
家事の分担がうまくできない!
育児と仕事が両立できない!
などなど、これまで女性が直面してきたような問題にあらためて直面し、モヤモヤしながら家事・育児をしている男性も多いのではないでしょうか。
そのモヤモヤ、もっと語りましょう。
本書では、5年間の不妊治療の末43歳にして父親となり、2歳の娘を育てている「働き方評論家」常見陽平が自身の経験も交えながら、これからの父親育児について語ります。
パートナーとのやりくり、仕事のやりくりで家事・育児はもっと楽になる。
紋切型の「父性」にこだわらないことで精神的にも楽になる。
この本を読んだ後では見える世界が変わってくるはずです。
巻末には、エッセイ漫画『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った』が映画化され、今注目されている漫画家・宮川サトシ(1児の父・育児エッセイ漫画『そのオムツ、俺が換えます』第1巻好評発売中)との「育児のモヤモヤを語りつくす!」特別対談を収録!
(5章 優先順位はいのちだ! より)
「子育ては未来永劫続くわけではありません。子育てをする同志のみなさん。合格点を下げ、あらゆるやりくりをしながら、いまを楽しんでまいりましょう。」
目次
(目次)
●はじめに
●1章 育児は、レースだ!
43歳にして、父になる
育児は、レースである
育休は、休みではない
私をイクメンと呼ばないで
夫婦は、借りがあるくらいがちょうどいい
育児本は子育てをしてくれない
行政を使いたおす
見えなかった社会が見えてきた
●2章 家事は、労働だ!
仲居として生きる
料理はガンプラ、ミニ四駆
トヨタ生産方式で家事のムダをなくす
家事分担は、向き不向きで分ける
稼ぐことをサボらない
健康管理をサボらない
家事は、仕事である
合格点を下げれば合格する
●3章 妊活は、愛だ!
赤ちゃんは、予定どおりに生まれない
「子育て世代」の実像って誰?
自然に授かるのは、無理
知らなかった その① 35歳以上は高齢出産
知らなかった その② 不妊は男性にも原因がある
知らなかった その③ 母体にかかる負担がすごい
妊活で、夫婦の愛が強くなる
妊活のために働き方改革を
●4章 仕事は、やりくりだ!
2年で14冊から、1年で1冊に
わかる! バリキャリ女子の気持ち
あのとき母は仕事をしていた
そこそこで、働き続けよう
子育て期は「働く」を考えるチャンス
ライスワーク、ライクワーク、ライフワーク
家内多能工で子育て期を乗り切る
兼業主夫でいこう
●5章 優先順位は、いのちだ!
子育てに潜入取材中
うちの娘は、かわいい
紋切り型の「父性・母性」はいらない
僕らはロールモデルのない時代を生きている
「虐待は許さない」の先を考える
子どもは、誰が育てるのか?
僕らは未来を育てている
しあわせな子どもを育てよう
●特別対談 常見陽平×宮川サトシ
●おわりに
上記内容は本書刊行時のものです。