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出版者情報
心とカラダを整えるおとなのための1分音読
- 初版年月日
- 2017年12月18日
- 書店発売日
- 2017年12月20日
- 登録日
- 2018年3月23日
- 最終更新日
- 2018年3月23日
紹介
テレビ朝日系ドラマ「Doctor-X~外科医・大門未知子」医療監修
医師・ジャーナリスト 森田 豊先生推薦!
「音読に没頭する時間を持つことは、
心とカラダの健康につながるでしょう。」
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「音読」というと、学生時代に国語や英語の授業で
教科書を読んだことを思い浮かべる人が多いかもしれません。
大人が文章を読む時には、「黙読」をすることが圧倒的に多いと思います。
しかし、「音読」には「黙読」にはないメリットがたくさんあります。
1.気持ちが落ち着きます。
気持ちを落ち着かせる作用があるセロトニン(神経伝達物質)は、
音読をすることで多く分泌されます。音読を習慣にすることで、
安定した精神状態を導くだけでなく、認知症やうつの予防にも効果が期待できるでしょう。
2.やる気が出てきます。
やる気や自制心を司る脳の前頭葉は、音読によって刺激することができます。
前頭葉は意識して動かすことが必要で、音読はその適した手段です。
フットワークが軽くなったり、ネガティブな気持ちに向き合うことが
上手になったりするでしょう。
3.ストレスが解消し、抵抗力がアップします。
カラオケが好きな人なら、歌を歌ってスッキリした経験があるでしょう。
大きな声を出すことで、ストレスホルモンが少なくなるだけでなく、
内臓の働きも活性化しますから、病気に対する抵抗力も高まる可能性があります。
歌の苦手な人でも音読なら気軽に始められます。
4.脳が活性化されます。
「黙読」では目で情報を読み取って脳にインプットしますが、
「音読」では声に出して文章を読むアウトプットが加わります。
音読は視覚と聴覚の両方を同時に用いることで、脳の活性化に効果があるのです。
5.誤嚥性肺炎の予防に役立ちます。
のどの筋肉は年齢とともに衰えていきます。
本来食道に入るべき食べ物が誤って気管に入ることで起こる誤嚥性肺炎は、
年を重ねるとともに気をつけたい病気のひとつです。
予防のためにも、音読でのどの筋肉を自然に鍛えましょう。
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目次
推薦の言葉
「毎日の健やかな心とカラダのために、音読をお薦めします。」(医師・ジャーナリスト 森田 豊)
第1章
元気が出る音読
坊っちゃん(夏目漱石)
走れメロス(太宰治)
学問のすすめ(福沢諭吉)
寒中の木の芽(内村鑑三)
怪人二十面相(江戸川乱歩)
吾輩は猫である(夏目漱石)
非凡人と凡人の遺書(岡本一平)
檸檬(梶井基次郎)
再び歌よみに与ふる書(正岡子規)
平凡(二葉亭四迷)
恋(与謝野晶子)
希望について(三木清)
宮本武蔵(吉川英治)
外郎売(1)
外郎売(2)
女生徒(太宰治)
手袋を買いに(新美南吉)
杜子春(芥川龍之介)
●column1
美しくも面白い日本語
第2章
気持ちが落ち着く音読
湖上(中原中也)
源氏物語(紫式部)
曼珠沙華(斎藤茂吉)
平家物語
初恋(島崎藤村)
おくのほそ道(松尾芭蕉)
百日紅(高浜虚子)
竹取物語
智恵子抄(高村光太郎)
舞姫(森鴎外)
荒城の月(土井晩翠)
ごん狐(新美南吉)
七つの子/青い眼の人形(野口雨情)
木蓮(寺田寅彦)
測量船(三好達治)
徒然草(吉田兼好)
秋くらげ(室生犀星)
小景異情(室生犀星)
枕草子(清少納言)
●column2
まだまだある、声に出して読みたい日本と世界の名作
第3章
音やせりふを楽しむ音読
細雪(谷崎潤一郎)
ロミオとヂュリエット(シェークスピヤ、訳:坪内逍遥)
泣菫詩抄(薄田泣菫)
桜の森の満開の下(坂口安吾)
夜(1)(竹久夢二)1
夜(2)(竹久夢二)2
竹(萩原朔太郎)
三角と四角(巌谷小波)
俊寛(倉田百三)
次郎物語(下村湖人)
一握の砂(石川啄木)
桜桃(太宰治)
怪談牡丹灯籠(三遊亭円朝)
小さき者へ(有島武郎)
五十音(北原白秋)
噛む(北原白秋)
草枕(夏目漱石)
千曲川のスケッチ(島崎藤村)
秋刀魚の歌(佐藤春夫)
上記内容は本書刊行時のものです。