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家庭環境と行動発達 安藤 寿康(監修) - 創元社
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家庭環境と行動発達 (カテイカンキョウトコウドウハッタツ)

自然科学
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発行:創元社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ14mm
重さ 291g
160ページ
定価 3,400円+税
ISBN
978-4-422-43038-6   COPY
ISBN 13
9784422430386   COPY
ISBN 10h
4-422-43038-6   COPY
ISBN 10
4422430386   COPY
出版者記号
422   COPY
Cコード
C3045  
3:専門 0:単行本 45:生物学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年5月20日
書店発売日
登録日
2021年3月9日
最終更新日
2021年5月24日
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紹介

ある特定の行動に対して、これまで環境の影響と考えられてきたことは、本当に環境の影響だと言えるのだろうか。環境のあり方そのものが遺伝の影響を受けている可能性はないのだろうか。シリーズ第3巻では、問題行動、養育行動、読書行動、性的指向など、一見すると環境から強く影響を受けているように思われる行動について、遺伝と環境の多様な関わり合いを明らかにしながら、「環境」の意味を問い直していく。

目次

【目次】

シリーズ刊行にあたって
まえがき

第1章 問題行動と養育行動(藤澤啓子)
1.はじめに――子どもの非行は親のせいなのか
2.子育て行動における遺伝と環境
3.ADHDのある子の子育て
4.子どもの問題行動と親のネガティブな養育行動の関係についての行動遺伝学研究――子どものADHD傾向はどのような影響をもたらすか
5.おわりに――子どもの特性によって支援の方法は異なる

第2章 養育行動の文化差(敷島千鶴)
1.はじめに
2.日本の養育と西洋の養育
3.養育の行動遺伝学分析
4.養育の測定
5.結果
6.知見のまとめ
7.おわりに

第3章 養育行動と仲間関係の問題の双方向的因果関係(山形伸二)
1.はじめに
2.親の養育行動が子に与える影響を科学的に示すことの難しさ
3.調査の方法
4.調査の結果
5.何がわかったか

第4章 読書行動と家庭環境(安藤寿康)
1.はじめに
2.読書環境と読書行動の関係を行動遺伝学的に見る
3.実証研究
4.「家庭環境」という幻想

第5章 パーソナル・テンポや利き手の発達(鈴木国威)
1.はじめに
2.パーソナル・テンポの発達
3.側性の発達
4.おわりに

第6章 性的指向と性同一性(佐々木掌子・平石界)
1.はじめに
2.性的指向と性同一性とは
3.性同一性の双生児研究
4.指の長さと性的指向

第7章 ふたごのきょうだい関係(野嵜茉莉)
1.はじめに――少子化の中できょうだいについて考える
2.幼少期のきょうだい関係と社会性の発達
3.双生児のきょうだい関係は社会的適応とどのように関連するか――年齢差のあるきょうだいとの比較研究
4.おわりに――双生児の成長を見守る

人名索引
事項索引

著者プロフィール

安藤 寿康  (アンドウ ジュコウ)  (監修

安藤寿康(あんどう・じゅこう)
慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在、慶應義塾大学文学部教授。教育学博士。専門は行動遺伝学、教育心理学、進化教育学。

藤澤 啓子  (フジサワ ケイコ)  (編集

藤澤啓子(ふじさわ・けいこ)
東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、慶應義塾大学文学部准教授。博士(学術)、公認心理師。専門は発達心理学。

野嵜 茉莉  (ノザキ マリ)  (編集

野嵜茉莉(のざき・まり)
東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、昭和女子大学人間社会学部講師。博士(学術)。専門は発達心理学。

上記内容は本書刊行時のものです。