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地域愛を育てる物語のつくり方
「語りべシアター」の魅力
- 書店発売日
- 2018年1月31日
- 登録日
- 2017年11月30日
- 最終更新日
- 2017年12月25日
紹介
大阪ガス(株)エネルギー文化研究所(略称CEL)が長年続けている文化事業の一つである「語りべシアター」活動、その20年の総まとめとなる記念碑的出版。語りべシアター発足当初の構想や意義をはじめ、この20年の活動例を演題・テーマ別で振り返るとともに、新たな語りべの育成・発展も含めた将来展望を示す。舞台制作・上演に携わった音楽家や俳優、劇作家などの寄稿、座談会も収載。貴重図版、イラストもオールカラーで多数掲載。
目次
ようこそ、「語りべシアター」へ
語りべシアターのつくり方――台本の書き方と上演までの手順
ストーリー1大阪モダニズムものがたり――近代大阪の発展と建築物の保存再生
ストーリー2神戸・居留地ものがたり――多文化共生の街
ストーリー3甲子園ものがたり――ドラマと奇跡を生み出すまち
寄稿 建物をめぐって感じる大阪の力 倉方俊輔
語りべシアターへのメッセージ(前編) 弓削ナオミさん/三木もとこさん/西川誠一さん/西島宏さん
ストーリー4曽根崎心中考――上演台本より
ストーリー5通天閣ものがたり――大阪のシンボルタワー誕生秘話
ストーリー6淀川ものがたり――治水翁・大橋房太郎
寄稿 まちを耕す――《のっぺらぼう》から抜けだそう 茶谷幸治
語りべシアターへのメッセージ(後編) 池田安友子さん/武井努さん/吉田光華さん
ストーリー7織田作之助の世界――放浪の文士が発見した大阪のロマン
制作ノート1谷崎潤一郎――愛と創作のジャンクション
制作ノート2在原業平と芦屋の里――映像を使わない「語りべシアター」
制作ノート3わがまち尼崎ものがたり――アマにしかない歴史と技術と都市文化
寄稿 人情味のある言葉 わかぎゑふ
座談会 関西を支える一つの文化として、さらなる進化へ 宮川真由美/西村恵一/栗本智代
新たな担い手・後継者の育成――ワークショップとチャレンジ公演
語りべシアター二〇年のあゆみ
活動年表
おわりに なぜ紫式部は、源氏物語を書いたのか? 池永寛明
あとがき 栗本智代
上記内容は本書刊行時のものです。