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スクールカウンセリングのこれから 石隈 利紀(著/文) - 創元社
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スクールカウンセリングのこれから (スクールカウンセリングノコレカラ)

哲学・宗教
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発行:創元社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ19mm
重さ 312g
256ページ
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-422-16768-8   COPY
ISBN 13
9784422167688   COPY
ISBN 10h
4-422-16768-5   COPY
ISBN 10
4422167685   COPY
出版者記号
422   COPY
Cコード
C3011  
3:専門 0:単行本 11:心理(学)
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年8月20日
書店発売日
登録日
2021年6月18日
最終更新日
2021年8月19日
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紹介

本書は、子供の成長を援助する「学校の力」を再発見し、再構築することを目指すものであり、教師が保護者やスクールカウンセラーらと連携して子供の成長を援助する「スクールカウンセリングの今と未来」について、現場の皆さんと一緒に考えるヒントを提供するものである。内容については1.スクールカウンセリングとは2.学校教育の現場を生かして3.子供の援助ニーズに応じて4.援助するスキルを磨いて5.子どもの苦戦に応じて6.チーム学校で、という6つのセクションからなる27章で構成され、カウンセリングの一般論ではなく、学校教育の援助サービスに焦点を当てている。当事者である子どもとのパートナーシップで、子どもの成長を援助する活動について、実践を整理する「箱」とその事例を提供する。現場の皆さんが対面する課題に応じてどの章から読んでも、援助サービスを振り返り、計画することに役立つ。また本書は、大学や大学院の研修会テキストとしても適している。教員の養成課程や教職大学院における「教育相談」の教科書として内容的に適している。「生徒指導」「特別支援教育」の参考書としても使える。また、公認心理師養成カリキュラムの「教育・学校心理学」「教育分野に関する理論と支援の展望」との内容の重なりが大きく、公認心理師の科目の教科書や参考書としても最適である。本書を一冊読み通すことにより、スクールカウンセリングの理論と実践について一通り学ぶことができる。更に、章末には「考えてみよう」コーナーを設け、現場の関係者の方々が直面する課題に関して、実際に書くことによって考えをまとめることができるため、課題解決に大きな効果がある。また、必要な図書や文献を数多く掲載しているので、関心のある領域の探求に大いに役立つ構成となっている。

目次

はじめに
◎スクールカウンセリングとは
1章 スクールカウンセリングはなにをめざすか-子どもの成長を支える
2章 提供するのは心理教育的援助サービス
3章 スクールカウンセリングを支える学校心理学
4章 学校にはカウンセリングの力がある-カウンセリングの体制づくり
5章 みんなが子どもの「カウンセラー」-多様な援助者の連携
◎学校教育の場を生かして
6章 学級作り-子ども環境を整える
7章 養護教育-スクールカウンセリングのキーパーソン
8章 生徒指導と教育相談-ガイダンスとカウンセリング
◎子どもの援助ニーズに応じて
9章 3段階の心理教育的援助サービス
10章 1次的援助サービス-すべての子どもへの発達促進的援助
11章 2次的援助サービス-苦戦している一部の子どもへの予防的援助
12章 3次的援助サービス-特別な援助ニーズをもつ特定の子どもへの包括的援助
◎援助するスキルを磨いて
13章 子どもと環境の心理教育的アセスメント-援助サービスの意思決定を支える力
14章 心理教育的アセスメントの方法-賢いアセスメント
15章 子どものカウンセリング-面談する力
16章 コンサルテーション-互いに相談する力
17章 チーム援助-援助を重ねる力
18章 チームワークを成功させる6つの技法とファシリテーション
◎子どもの苦戦に応じて
19章 不登校への援助対応-子どもの多様な学びを支える「学校生活」
20章 いじめの理解と援助-子どもの安全を保障する
21章 非行の理解と援助-成長する機会を生かす
22章 発達障害の基礎知識と援助体制-子どもの特性を理解し生かすシステム
23章 発達障害の理解と援助-子どもの特性を理解し生かす実践
◎チーム学校で
24章「チーム学校」-みんなが資源、みんなで支援
25章 家庭・保護者とのパートナーシップ
26章 地球における援助サービスのネットワーク
27章 子ども本人[当事者]とのパートナーシップ
文献
あとがき
索引

著者プロフィール

石隈 利紀  (イシクマ トシノリ)  (著/文

石隈利紀(いしくま・としのり)
1950年生まれ。アラバマ大学大学院博士課程修了。学校心理学でPh.D取得。筑波大学心理発達教育相談室相談員、副学長を歴任。現在、東京成徳大学教授、筑波大学名誉教授。学校心理士スーパーバイザー・特別支援教育士スーパーバイザー・ガイダンスカウンセラー等の資格をもつ。また、一般社団法人日本心理学諸学会連合(副会長)や一般財団法人日本心理研修センターの役員(元理事)、一般社団法人日本公認心理師協会副会長及び、一般社団法人公認心理師養成機関連盟副会長として、公認心理師の制度作りに参加している。厚生労働省「公認心理師カリキュラム等検討会」(有識者会議)委員を歴任。

家近 早苗  (イエチカ サナエ)  (著/文

家近早苗(いえちか・さなえ)
筑波大学大学院博士課程発達科学科終了。博士(カウンセリング科学)。国立武蔵野学院厚生教官、聖徳大学准教授を歴任。現在、大阪教育大学教授。

上記内容は本書刊行時のものです。