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Q&Aで学ぶ 遊戯療法と親面接の考え方・進め方 竹内 健児(著/文) - 創元社
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Q&Aで学ぶ 遊戯療法と親面接の考え方・進め方

発行:創元社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ18mm
重さ 415g
296ページ
定価 2,800円+税
ISBN
9784422117058
Cコード
C3011
専門 単行本 心理(学)
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年6月10日
書店発売日
登録日
2019年4月17日
最終更新日
2019年6月1日
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紹介

遊戯療法と親面接は並行して行われることが多く、両者は複雑に絡み合っている。本書は実際問題に焦点を当て、退室しぶり、ズル、親からの要求、セラピスト間の不一致など、現場で起こる具体的な問題を200のQ&Aにまとめて詳しく解説。「唯一の正しい答え」として提示するのではなく、いくつかの可能性に触れながら、クライエントへの受け答えの例を豊富に示す。考え方・進め方に悩む初心セラピスト必読の書。

目次


まえがき


第一章 遊戯療法とは


  1 遊戯療法における遊び

Q1 遊戯療法とは何でしょうか。
Q2 普通の遊びと遊戯療法における遊びはどう違うのでしょうか。
Q3 遊戯療法を担当しています。クライエントである子どもには楽しく遊んでほしいと思っていますが、来たときよりも沈んだ表情で帰ることもあって、そういうときはうまくやれなかったのかと思い、落ち込みます。
Q4 心の表現として見るというのはどうすればよいのかわかりません。観察するということでしょうか。
Q5 遊戯療法においては遊びを心の表現として見るということですが、どうすれば子どもは心の内を見せてくれるのでしょうか。
Q6 親との間で情緒的な良い体験が十分にもてないまま大きくなってきた子どもです。時間など気にせず、できるだけクライエントの要望に合わせて、せめて遊戯療法の中だけでも満足感を味わってほしいと思うのですが。
Q7 プレイルームで激しくピストルを撃ち合ったり、ボールをぶつけ合ったりという遊びをすることで、かえって攻撃性を引き出したり、助長させたりすることにならないのかと、親や教師が心配しています。そう言われると、そんなことはないと言い切る自信がありません。
Q8 遊戯療法では、子どもの遊びを心の表現として読み取った後、どのように介入するのですか。
Q9 遊戯療法では、セラピストは遊びにどの程度まで参加するのがよいのでしょうか。
Q10 遊戯療法では子どもに対して指導や教育はしないのですか。
Q11 遊戯療法の中で、基本的な生活能力の乏しい子どもが「これのやり方、教えて」と言ってくることがあります。そうした場合も教えないほうがよいのでしょうか。
Q12 遊戯療法では、クライエントに後片づけはさせなくてよいのですか。
Q13 遊戯療法においては子どもを何と呼べばよいでしょうか。また、セラピストのことを子どもに何と呼ばせたらよいでしょうか。

  2 遊戯療法の記録

Q14 遊戯療法の記録はどのように書けばよいでしょうか。
Q15 遊戯療法の中で起きたこと、観察したことを言葉で表現するのは難しいことのように思います。


第二章 親面接とは


  3 親面接の目標と役割

Q16 親面接者の役割はどのようなものでしょうか。
Q17 私自身は結婚もしていませんし、子育ての経験もありません。それで親の相談に乗れるのか、引け目を感じます。
Q18 子どもについての相談で親が来談している場合、「クライエント」は子どものほうでしょうか、親のほうでしょうか。
Q19 親面接の目標は、子どもの症状や不適応行動の改善でしょうか。それとも、親自身の不安の解消でしょうか。
Q20 ある母親は子どものことを主訴に相談に来ましたが、どうも自分自身の過去の話もしたいようでした。もともと子どものことで相談に来られたのだから、こうした親自身の話は聞くべきではないという人もいますが、それはどう思われますか。
Q21 逆に「親自身の心の課題にも触れなければ親面接とは呼べない」のように言う人もいますが、こちらはどうでしょうか。
Q22 親が自分の生活史の話をし出したので、〈本当はあなた自身のことで相談に来られたのですね〉と指摘したところ、「いえいえ」と否定されてしまいました。こんなふうには言わないほうがよかったでしょうか。
Q23 「これはどうも私の心の問題が子どもに影響しているんですね」と言った親がいました。確かに、そう思う部分もありつつ、どう考えたらよいか難しく感じました。
Q24 「子どものことじゃなくて、私のことばっかり話していますけど」と気にする方もおられます。この場合はどう答えるのがよいでしょうか。

  4 親の変化・子どもの変化

Q25 母親が一人でインテークに来られました。一緒に行こうと子どもを誘ってみたそうですが、「行かない」の一点張りだったようで、今後も子どもの来談は期待できそうもありません。母親から「親だけが来ても意味があるんでしょうか」と尋ねられましたが、うまく答えられませんでした。
Q26 親面接だけで子どもが変わってくる場合があるのはどうしてでしょうか。またそのことを親にどう説明すればよいでしょうか。
Q27 カウンセリングに来ても子どものことを理解しようとしない親もいますし、そもそも来ようともしない親もいます。子どものセラピーを一所懸命やっていても、結局のところ親が変わらなければ子どもも変わらないんじゃないかと思うことがあります。
Q28 親が変わらなければ子どもは変わらないのでしょうか。親よりも子どものほうが変わりやすいこともあるのではないでしょうか。
Q29 ある母親は娘との関係について、「あの子とはどうしても合わない」と言います。娘のほうも同じような印象をもっているようです。どうやって母娘の関係を改善していけばよいかと考えてきましたが、正直言って難しいような気がしてきました。
Q30 「うちの子には問題がある」と過剰に心配する親がいます。これはどういうことでしょうか。


第三章 親子面接のインテーク


  5 インテークの構造

Q31 母親が「子どものことで相談したい」と電話で相談の申し込みをしてきました。その際、「子どもも一緒に連れて行ったほうがよいでしょうか」と母親に尋ねられました。どちらが望ましいのでしょうか。
Q32 電話で母子並行面接の申し込みがありましたが、その母親は精神疾患のために通院中で、そこでカウンセリングも受けているそうです。「カウンセリングは二箇所で受けてはいけない」という話も聞きますが、「こちらではお引き受けできない」とお断りすべきでしょうか。
Q33 インテークのときには相談申込票を書いてもらうのですが、親子で来られる場合、どちらに書いてもらったほうがよいのでしょうか。
Q34 息子のことで母親が相談を申し込んできました。電話申し込みの時点では、母親が一人で来る予定でした。ところが当日になって「息子に話したら、来るというので連れてきました」と言って、二人で来室しました。対応できるセラピストは私一人しかいません。母親は子どもと同席したものか、それとも別々がよいのでしょうか。
Q35 インテークでは一人のセラピストが母親と子どもの両方に一人ずつ順番に会うことになりました。どちらを先にしたほうがよいというのはありますか。
Q36 インテークに母子で来られる予定で、担当者がそれぞれにつき、私は子ども担当なのですが、最初からいきなり別々の部屋に分かれるほうがよいのでしょうか。
Q37 いったん四人で同席した場合、どんなタイミングで別の部屋に分かれたらよいでしょうか。
Q38 一人で母と娘のインテークを担当することになり、親子と話し合った結果、最初の二〇分は母娘同席で、その後お母さんに出てもらって、娘と一対一で話そうという枠組みになりました。しかし、同席の間、娘は自発的には一言も話しません。やはり最初に決めた通り、母親に出て行ってもらうほうがよいでしょうか。
Q39 セラピストが私一人しかおらず、インテークでは親子(小学一年生)同席で一人で担当することになりました。しかし、親の話を子どもが聞いているのではないかとか、親も話が十分にできないのではないかと気になります。
Q40 子どものことで母親が相談の申し込みをしてきましたが、インテーク当日は父親も一緒に来て相談したいと言っているようです。こうした場合、夫婦同室でよいのでしょうか、それとも父親に別の担当者をつけたほうがよいのでしょうか。

  6 遊戯療法のインテーク

Q41 小学六年生の子どもを担当することになりました。親の申し込み電話の感じでは大人っぽい子どものようですが、面接室とプレイルームのどちらを用意しておくかで迷っています。
Q42 来所されてからインテークが始まるまでにすることは何でしょうか。
Q43 遊戯療法のインテークで、入室したときにまずすべきことは何でしょうか。
Q44 インテークの最初から母子別室で行うことにしましたが、入室時、子どもは分離不安のためか激しく抵抗して泣き叫んだため、対応に苦慮しました。こうした場合はどのような方法があるでしょうか。
Q45 プレイルームには入るものの、遊ぼうとしない子どもの場合はどう対応すればよいでしょうか。
Q46 最初から別室に分かれた場合、〈今日は誰に何て言われて来たの?〉と来所した理由を話題にするのは、入室したらすぐにしたほうがよいのでしょうか。
Q47 遊戯療法のインテークの終わりに向けてすることは何でしょうか。
Q48 ここがどういう場所か、セラピストが何をする人かを子どもに説明するというのは、実際に必要なのでしょうか。
Q49 インテークで不登校の子どもに学校の話題に触れるのはよくないかと思って家での生活を尋ねたら、好きな深夜アニメの話を五〇分間して終わりになりました。後日、親からの電話では「あそこに行っても意味がない」とその子が言っているとのことで、継続にはなりませんでした。

  7 親面接のインテーク

Q50 親のインテークでは、まずどこから聞いていけばよいでしょうか。
Q51 子どもの見立てをする上で親に質問していくポイントは何ですか。
Q52 子どものことで相談に来たと思っていたのですが、母親はいきなり父親(母親から見た元夫)との関係のことを語りはじめました。初回ではこういう話はどこまで聞いてよいのでしょうか。
Q53 親面接のインテークの終盤はどのように進めたらよいでしょうか。
Q54 母子並行面接のインテークの最後に、継続への意志確認を母子と子ども担当者と私(親担当者)の四人で集まってすることにしました。こうした場合はどのように進めればよいでしょうか。
Q55 親面接のインテーク報告書を書くのですが、親面接の見立てというのは子どもについて書くのですか。親について書くのですか。


第四章 親子面接の構造


  8 親子面接の構造を決める

Q56 面接構造として、時間と場所と料金を決める必要があると習いましたが、その機関のルールに従った上で、個別事例の構造は何を基準に決めたらよいのでしょうか。
Q57 親子並行面接で、一人のセラピストが親子両方に会うのではなく、それぞれに担当者をつけるほうが望ましいとされている理由は何でしょうか。
Q58 一人のセラピストが親子両方を担当するのが望ましいのは、どういう場合なのでしょうか。
Q59 やむをえない場合も含めて一人のセラピストが親子両方を担当する場合の留意点を教えてください。
Q60 インテークの最後に母親から「私はカウンセリングは受けなくていいので、子どものほうだけお願いします」と言われました。母子並行面接でと思っていたので戸惑いました。
Q61 生活状況について情報を得るために親に協力を求めるというのは、具体的にはどうすればよいのでしょうか。
Q62 親子並行面接の場合、セッションが終わったら、親子はどこで待ち合わせるのがよいでしょうか。
Q63 親子並行面接の場合、子ども担当者として親とどの程度関わってよいのかがわかりません。
Q64 子どもとその親のカウンセリングをこれまで親子並行で行ってきましたが、一度親子同席でこれまでのことやこれからのことを話し合うほうがよいのではないかとセラピスト同士で話しています。するとしたらどのようなことに留意する必要があるでしょうか。

  9 親子並行面接におけるセラピスト間の協働

Q65 子ども担当者と親担当者は、どの程度連絡を取り合うほうがよいのでしょうか。
Q66 親子並行面接では、面接中に起きたこと、聞いたことのすべてをもう一方の担当者に伝えたほうがよいのでしょうか。
Q67 子ども担当者です。親面接で語られたことについて親面接者から聞くと、その情報に引きずられそうな気がするので、聞かないほうがよいような気もします。それよりも子どもと先入観をもたずに会うほうがよいように思うのですが。
Q68 遊戯療法を担当しています。母親面接はかなり年長の先輩がしているのですが、話し合いをしてもどうも意見が言いにくく、結局先輩の意見に合わせてしまいます。
Q69 並行面接でコンビになってから、セラピスト同士の関係が徐々に悪くなってきました。もともと仲が悪かったわけではないのですが、最近では顔も合わせたくないような気がしています……。

  10 父親面接・兄弟の扱い・祖父母面接

Q70 母子並行面接を続けていますが、父親にも参加してもらったほうがよいのではないかと考えています。父親の来談をこちらから誘ってみるというのはどうなのでしょうか。
Q71 母子並行面接の場に、父親を誘わないほうがよい場合とはどういうときでしょうか。
Q72 母親面接を継続していますが、こちらが提案したわけでもなく、ある回に母親が突然父親(自分の夫)を連れてきて一緒に部屋に入っていいかと尋ねました。この場合、父親にも入ってもらうほうがよいのでしょうか。
Q73 母子並行面接になると思っていたのですが、母親の話では、父親も仕事の都合がつく日があれば行ってもいいと言っているとのことでした。来られるときだけという構造でいいのでしょうか。もしかしたら一回きりかもしれませんし。
Q74 母子並行面接を行っている母親から、次回は誰も預かってもらえる人がいないので、遊戯療法を受けている子どもの妹を一緒に連れて行きたいという電話がかかってきました。どう対応すればよいでしょうか。
Q75 親子並行面接の間、別室でその子の四歳になる弟の託児をしているのですが、回数を重ねるうちにこの子にも心理的な問題があるように思えてきました。弟のほうも遊戯療法として関わってかまわないでしょうか。
Q76 うちの施設には一人しかセラピストがいません。兄と弟の両方の遊戯療法を自分が担当しないといけないのですが、その影響が心配です。
Q77 「親が来所することができないので、私が孫を連れてきたい」と祖母が申し込んできました。やはり親に来てほしいと思うのですが。
Q78 親が現実的な理由から来所することができず、祖母が毎回連れてきて面接することになっています。どんなふうに話を聞いていけばよいでしょうか。


第五章 遊戯療法の見立てと方針


  11 状態像の把握と子ども自身の主訴

Q79 子どものインテークをするに当たって、子どものアセスメントをしっかりしておくようにと言われました。どういうところを見ておけばよいのでしょうか。
Q80 うちの相談機関では、インテークの前に相談申込票に記入してもらいます。記入するのは親なので、親の主訴はわかりますが、子ども自身の主訴ってあるのかなって、ふと思いました。
Q81 子ども自身の主訴を遊びや発した言葉の中に見出すというのは難しいように思います。それは例えばどのようなところに現れるのでしょうか。
Q82 母親からの情報では、子どもは以前いじめられていたそうですが、子ども本人はいじめのことをセラピー場面で一言も言ったことがありません。ということは、もう気にしていないと考えてよいのでしょうか。

  12 個々の遊びの意味を読む

Q83 遊びの意味というのは、「こういう遊びはこういう意味」というのが大体決まっているのでしょうか。
Q84 遊びの意味を個別に読むなんて、どうすればできるようになるのでしょうか。
Q85 引っかかりをもつためには、遊びのどういうところに着目すればよいのでしょうか。
Q86 遊戯療法の中で子どもが「他の子も来てるの?」と尋ねてくることがあります。あれはどういう意味なのでしょうか。
Q87 遊びや話が突然変わることがあります。あれはどういうことなのでしょうか。
Q88 クライエントが遊びの中で私に対して、「お母さんは」と言った後ほんの一瞬間があって、「先生は向こうを向いてて」と言い直しました。私のことを「お母さん」と呼び間違えたようですが、どうしてだろうと思いました。
Q89 遊戯療法の中で、子どもが私に聴診器を持たせ、「(心臓の音を)聞いて」と言いました。その後、逆に「(私の心臓の音を)聞かせて」と言って、今度は自分が聴診器を持って私の心音を聞く遊びをしました。あれは何だったんだろうと気になっています。
Q90 セラピストに目をつぶるように言い、プレイルームの中に何かを隠して見つけさせようとする遊びをする子どもがいますが、それにはどのような意味があるのでしょうか。
Q91 ごっこ遊びで子どもは母親役になり、私に子ども役を演じさせて、厳しくあれこれと指図してくるストーリーが展開されています。何度も繰り返される中で私は辛くなってきて、その子に会うのがだんだん苦しくなってきました。でも、「やめて」と言うのも違う気がします。
Q92 箱庭を使って遊んでいる子どもです。唐突に大変なことが次々と起きていくのですが、ストーリーが支離滅裂でこちらが混乱することが多く、ついていくのがやっとです。正直わけがわかりません。
Q93 子どもが親面接者のことを話題にすることがあります。これにはどういう意味があるのでしょうか。

  13 成育歴や家族関係と結びつける

Q94 子どもの診断名や成育歴、家族関係、あるいは日々の生活の様子などの情報は親からどの程度集める必要があるのでしょうか。親が話したいことを話すのを遮ってまで聞いたほうがよいのかどうか。
Q95 親から詳細に聞き取った成育歴情報はどのように活用すればよいのでしょうか。
Q96 遊戯療法での子どもの遊びと、成育歴情報を具体的にどうつなげて考えたらよいのかがわかりません。
Q97 胎児期やもの心がつく前の乳児期に体験したことを後に子どもが表現するというようなことは本当にあるのでしょうか。
Q98 ある子どもは人形遊びをしていて、そこに母子が登場するのですが、その母親人形はとても意地悪です。でも、現実の母親はパッと見、そんなに意地悪な人には思えません。これはどう考えたらよいのでしょうか。
Q99 子どもが言ったことが、事実か空想かわからないときはどう判断したらよいでしょうか。
Q100 自分自身が子どもの遊びを理解する際に親面接情報と結びつけすぎているように感じることがあります。どこまで親面接情報を取り入れたらよいのかわからなくなってきました。
Q101 家族関係を読むというのはどうすればよいのでしょうか。

  14 セラピーの方針

Q102 遊戯療法の方針はどう立てればよいのでしょうか。
Q103 セラピーの目標はどのようにして設定すればよいのでしょうか。虐待された子どものセラピーをしていますが、問題行動がいろいろとありすぎて、何を目標にしたらよいのかわからなくなってきました。子どもにどうなりたいと尋ねても「わからん」の一言です。
Q104 人の嫌がることを言って他の児童たちから嫌われ、学級で糾弾されて以降休みがちになり、結局不登校になった小学生を担当しています。人の嫌がることを言わないように、と親も学校の先生方も指導しているようなのですが。
Q105 衝動が抑えられず、暴力的な行動をとる子どもです。攻撃性をコントロールできるようになるというのがこのクライエントの目標だと思うのですが、攻撃性はどうすれば抑えることができるのでしょうか。
Q106 発達障害が疑われている子どものセラピーをしています。確かに障害を疑わせる言動は見られますが、親がけっこう高圧的なため、子どもは叱責されることが多く、環境の要因もあるように思えます。発達障害かどうかでセラピーの方針も変わると思うのですが。
Q107 子どもが人に対して強くなるというような変化は遊戯療法によって可能なのでしょうか。


第六章 遊戯療法の実際問題

  15 関わり方

Q108 一回毎のセッションの始まりには何と言えばよいでしょうか。また、終わりには何と言えばよいのでしょうか。
Q109 遊戯療法では子どもへの言葉かけはどの程度したほうがよいのでしょうか。沈黙していたほうがよいのか、たくさん話しかけたほうがよいのか。
Q110 場面緘黙症の子どものインテークをしました。その子はプレイルームでも喋りませんでしたが、継続には合意しました。これからどうやってセラピーを進めていけばよいでしょうか。
Q111 子どもから唐突に「先生はAとBとどっちが好き?」みたいに質問されることがあります。とりあえず答えるのですが、その答えでよいのかどうか自分でもよくわかりません。
Q112 ごっこ遊びで、「次に何て言うか、自分で考えて」とセラピストに台詞を言わせようとする子どもがいます。セラピストはどこまでストーリーづくりに参加してよいのか迷ってしまいました。
Q113 ごっこ遊びで、「じゃあ交代。今度は先生がこっちをやってね」と役割を交代することがよくありますが、あれは何をやっているのでしょうか。
Q114 子どもは自分の好きなマニアックなゲームの話や芸能人の話をしていて、とても楽しそうです。しかし、雑談っぽい話に合わせているだけでよいのだろうかと不安になります。
Q115 雑談っぽい話をしていると、子どもがポロッと自分の思いを語ることがあります。そういうとき、どこまで聞いたらよいか迷ってしまいます。
Q116 プレイルームでセラピストと交流することをせず、ずっとゲーム機で一人で遊んでいる子がいます。いくらなんでもこれではセラピーとは言えないのではないかと思うのですが。

  16 受容と制限

Q117 電話番号とかどこに住んでいるのかとか個人的なことを尋ねてくる子どもがいますが、どこまで答えてよいのかがわかりません。個人的なことを聞かれて答えなかったら、傷つけることにならないか心配です。
Q118 子どもが前回の終わりに「私、来週誕生日」と言って帰りました。クライエントに「誕生日おめでとう」は言ってもいいのでしょうか。セラピー関係から外れる気がするのですが。
Q119 男性セラピストです。小五の女子児童が膝の上に座ってきたり、肩車をせがんできます。まだ幼い感じの子ですが、身体接触するのはどうなのかなという思いがあります。早くに亡くなった父親の代わりを求めているのかとも思うのですが。
Q120 小学生の男の子がセラピーの途中で性器をポロッと出しました。「恥ずかしいからやめて」と言うとやめてくれましたが、これでよかったのかどうか気になっています。
Q121 セラピーの中でオシッコやウンチの話ばかりする子どもなのでうんざりしています。ある時、ごっこ遊びで私にトイレでウンチをする役をやらせ、「ホントに脱いでよ」と言いました。要求には乗りませんでしたが、子どもは不満げでした。
Q122 玩具の人形や怪獣を使って激しく戦わせたり、街をめちゃめちゃに破壊したり、時には「死ねー!」というような暴力的な言葉も聞かれます。そうやって攻撃性を発散させているならよいのかもしれませんが、本当にこのままでよいのかと不安にもなります。
Q123 子どもが激しい攻撃的な行動をとるとき、止めたほうがよいのか、それともそれが表現したいことなら止めないほうがよいのかと迷うことがあります。止めなくてもよい条件というのはあるでしょうか。
Q124 小学校一年生の男の子の遊戯療法をしています。最近赤ちゃん人形を投げつけたり、砂場に埋めたり、目に棒を刺そうとしたりといった行動がエスカレートしてきました。できるだけ受け容れようとしたのですが、結局〈もう限界〉と言って止めてしまいました……。
Q125 キャッチボールしているとき、子どもが思いっきり投げた速いボールが時々私の体に当たります。わざと狙ってやっているのではないかもしれませんが、顔に当たるとさすがに痛く、一度はあまりの痛みにうずくまってしまいました。
Q126 クライエントがバッター、セラピストがピッチャーで野球の勝負をしています。あまり強い球を投げてもと思って少し手加減して投げたら、クライエントに「本気でやってる?」と言われてしまいました。こういう場合は本気を出すほうがよいのかどうか……。
Q127 クライエントがルールのあるゲームでズルをしてでも勝とうとするときがあります。容認したほうがよいのか、それともズルを指摘してルールに従わせるほうがよいのか、いつも悩みます。
Q128 ズルを容認するというのは、子どもがズルをしても見て見ぬふりをしたほうがよいということでしょうか。
Q129 容認していたら、本当にいつかズルをしなくなるのだろうかという心配があります。

  17 セラピストの感情体験

Q130 遊戯療法で子どもと遊ぶと子どもからエネルギーをもらってこっちも元気になると言うセラピストもいます。しかし私は、遊戯療法の後自分の心を揺さぶられることが多く、心が疲れ果てます。
Q131 子どもと遊んでいると、何とも愛おしく思えてきて、何とかしてあげなくちゃという気持ちになります。親はどうしてこんなに可愛い子どもの気持ちをもっとちゃんと理解してあげないのかと、憤りさえ覚えます。
Q132 親担当者は「子どものこういう点は問題だ」と言いますし、事例検討会で発表したときも同様の指摘がありました。でも私はこの子は特に問題のある子ではないと思っています。そんなことよりも良いところを見て応援してあげるほうが大事だと思うのですが。
Q133 子どもが何かを伝えたいのだということはわかるのですが、言葉をあまり発しないし、何かを言ってくれてもよくわかりません。聞き返してもわからず、聞き返される子どものほうもだんだんイライラしてくるようで、こちらも困惑しています。
Q134 ある回の終わり際に、「先生、お金もらってるの?」と聞いてきた子どもがいました。「お金のためにやっているのか?」と言われたような気がしたので、〈お金のためだけにやってるわけじゃないよ〉と答えましたが、子どもは腑に落ちない様子でした。
Q135 子どもはやるかやらないか、二者択一で迷っているようでした。私は、子ども自身が結論を出せるように中立的な態度でと思っていましたが、どう考えてもやめておいたほうがよいように思い、迷ったあげく、「やめといたほうがいい」と言ってしまいました。
Q136 「人はどうして生きているの?」と突然聞かれてうろたえました。この子がそんなことを考えているとは思っていなかったというか。


第七章 遊戯療法の枠が揺れるとき


  18 始まりと終わりの揺れ

Q137 このところ枠が曖昧になってきているのでそのことについて話そうと思うのですが、クライエントは遊びに没頭しています。それを遮ってまでするのがよいか、疑問があります。
Q138 クライエントが遅刻をしてきた場合は、来所した時間から五〇分間すればよいでしょうか。
Q139 終了の時間が来てもクライエントがなかなか部屋から出たがらなくて困っています。時には一〇分くらい攻防が繰り広げられます。
Q140 終了時間の直前になって、内的な表現と思われる遊びに子どもが入り込んでいます。このまま終わってもいいのかなと不安に思いました。
Q141 箱庭を作りかけの状態で、終わりの時間が来ました。子どもは「続きは次の回にするので、このまま残しておいて」と言います。他の子どもも使うので、〈残しておくのは無理だよ〉と言いましたが、不服そうでした。
Q142 子どものセラピーが終わって待合スペースに戻ったのですが、親面接が終わっておらず、待合スペースで子どもと一緒に待っていました。すると、さっきの遊戯療法の続きのようなことを話し出したので、そのまま聞いていていいのかなと迷いました。
Q143 私の職場は建物の構造上の問題で、受付や待合室から面接室までの間に距離があるため、セッションの前後にどうしてもクライエントと一緒に移動する時間ができてしまいます。その時間をどう過ごせばよいのでしょうか。

  19 途中退室・部屋の出入り・持ち込み・持ち帰り

Q144 遊戯療法のセッション中に、子どもが終わりの時間よりも早く部屋を出ようとする場合は、どうしたらよいでしょうか。
Q145 枠を守ると言っても、子どもがセラピーの途中でトイレに行きたいという場合は行かせないわけにはいかないと思いますが。
Q146 事前に部屋から出たいと言ってくれれば理由も聞けるでしょうが、突発的に部屋を出て行った場合はどうすればよいでしょう。
Q147 遊戯療法でクライエントが家からシャボン玉のセットを持参して、「シャボン玉をしたいから外へ出たい」と言いました。〈それはできないから部屋の中でしよう〉と言うと、クライエントは怒ったように「じゃあいい」と言って結局やりませんでした。この対応でよかったのかどうか。
Q148 子どもが家からお気に入りの玩具を持ち込みたいと言っていますが、それは認めてもよいでしょうか。
Q149 遊戯療法でクライエントがプレイルームの玩具を持って帰りたいというときは、どう対応したらよいでしょうか。
Q150 プレイルームの玩具ではなく、自分が描いた絵や作った粘土細工などの作品を持ち帰りたいという場合はどうなのでしょうか。
Q151 子どもが「今度この部屋にきょうだいを連れてきたい」と言っていますが、こういう場合は何と言えばよいでしょうか。
Q152 相談室の近くの駐車場まで親の車で来たのですが、車からどうしても降りようとしないらしく、母親だけが相談室に来ました。そういうときは、車のところまで迎えに行ってもかまわないでしょうか。また、そうしたほうがよいのでしょうか。

  20 セラピスト側の都合による枠の揺れ

Q153 私が他のクライエントへの対応のため、開始が五分ほど遅れてしまいました。怒っているかなと思って〈遅れてごめんね〉と言うと、あっさりと「いいよ」という答えでした。あまりにあっさりしすぎて、逆に腑に落ちない気がしました。
Q154 相談機関やセラピストの都合でセラピーを休みにする場合の対応の仕方について教えてください。


第八章 親面接の実際問題


  21 親を責めたくなってしまうとき

Q155 親面接をしていると、親は何で気づかないのだろう、なんでわからないのだろうと苛立ちを覚えることがあります。子どもが可哀想で、親を責めてしまいそうになる自分がいます。
Q156 親に対して責めずに共感するというのは具体的にはどう考えればよいでしょうか。
Q157 私が担当している母親は、いろいろと話してはくれますが、何か壁を感じています。心を開いていないというか。どうも、私から否定的なことを言われるんじゃないかと警戒しているように感じられます。
Q158 子どものことを受け容れてあげない親を見ていると、もどかしいような気持ちになります。何で子どもの気持ちがわからないんだろうと思ってしまうときには、どうすればよいでしょうか。
Q159 私が担当している母親は、子どものことを悪く言い、自分の親や学校の教師の悪口ばかり言います。こういうときにも親を否定的に見ないようにするのは難しい気がします。正直言って、会うのがちょっと嫌になってきました。
Q160 児童福祉施設で心理士をしています。ある母親は、夏休みや冬休みに自宅で過ごそうと入所している子どもを迎えに来ると言いながら、休み前になると結局連絡がなかったり、迎えに来ても予定していた日より二日遅かったりで、翻弄される子どもが可哀想に思えます。
Q161 親を責めようとは思いませんが、逆に親自身が「私が悪かったんでしょうか」という場合があります。自分を責める話を聞くことで、親が余計に自分を責めてしまわないかと心配です。
Q162 一見仲が良い親子なのですが、親の物分かりがよすぎる気がします。これはどう考えたらよいでしょうか。
Q163 何か事情があるんじゃないかと思って、子どもの問題の背景にある両親の生い立ちや性格や子育ての仕方や夫婦関係などを聞いていくと、どうしても親のどこが悪いのかと、親に原因を求めるようになってしまいそうな気がします。

  22 子どもの心理を検討する・親の気持ちを聞く

Q164 母親が「あの子、三日前に家で暴力を振るったんです。もうあの子が何を考えているんだか、さっぱりわからなくて」と言いました。〈大変でしたねえ〉とは言いましたが、それだけでは足りないと自分でも感じつつ、どう言えばよいのかわかりませんでした。
Q165 子どもの心についての理解を親と一緒に深めるためには、〈お子さんはこんな気持ちだったのではないでしょうか〉と言ってもよいでしょうか。
Q166 子どもについての理解を深めたいと思って〈お子さんはこんな気持ちなのではないでしょうか〉と言ってみたりするのですが、親は「でもね」と言って自分の立場ばかり強調し、子どもの心を考えるところまでいきません。
Q167 障害のある子どもの親面接をしています。子どもは最近になって病院で診断されたのですが、親はなかなかそのことを受け容れようとしません。どうすれば受け容れが進むでしょうか。
Q168 障害児の母親面接をしています。母親は他児と比較して焦ることが多く、できるだけ早く他の子に追いつくようにとたくさん習い事をさせていますが、子どもが嫌がっており、母親はそのことにイライラしています。
Q169 発達障害児の母親面接をしています。すでにクリニックで診断を受け、それについては両親ともにある程度受け容れているようですが、就学に当たってどうしても普通学級に入れたいという思いが強いようです。幼稚園からは特別支援学級のほうがよいと言われているみたいなのですが。

  23 助言・考えを伝える

Q170 親から「子どもの問題の原因は何なんでしょう」と聞かれて困ることがあります。
Q171 どうしたらよいかと助言を求めてくる親に対しては、助言をしてもかまわないのでしょうか。
Q172 助言をしていたら、母親がだんだん依存的になってきたのか、「どうすればよいですか」と頻繁に聞いてくるようになりました。やはり最初から助言などすべきではなかったのでしょうか。

  24 セラピーへの要求や疑念に答える

Q173 親から遊戯療法って何をするのかと説明を求められましたが、改めて聞かれるとどう説明したものか、難しく感じました。
Q174 プレイルームで何をしているのか教えてもらえないのかと親から聞かれました。私は戸惑いながらも、子どもの秘密を守ってあげないといけないと思って〈それはお教えできません〉と答えたのですが、それでよかったのでしょうか。
Q175 遊戯療法で何をしているのかを親に説明する際に留意すべきことは何でしょうか。
Q176 子どもに「今日は何をして遊んだの?」と尋ねる親がいます。これは制止したほうがよいのでしょうか。
Q177 母子並行面接で私は母親を担当しています。母親に遊びの意味について説明したのですが、母親は「中で何をやっているのか、見せてほしい。親なんだから全部知っておく必要がある。それが親の責任というものでしょう」と強く要求します。
Q178 面接と面接の間に電話をかけてきて、「次の回にはこうしてほしい」、「子どもにこのことを伝えてほしい」などと過剰に要求してくる親がいます。なるべく丁寧に説明しているつもりですが、要求がエスカレートしてくるので正直辟易しています。
Q179 私が担当している親は子育てに関してとても信念が強く、何だか取り付く島がないように感じます。話していると論争みたいになってきて……。
Q180 「セラピーを受けさせても何も変わっていない」とか「かえって悪い子になってきた」という親に対しては、どう対応すればよいでしょうか。
Q181 母親が時折子ども担当者のことを話題に出すようになってきたのですが、どうやら母親が子ども担当者に嫉妬心をもっているようです。親面接者として親にどう言えばいいでしょうか。


第九章 終結・中断


  25 変化の査定と変化の要因

Q182 遊戯療法が終結になるかどうかの判断は何をもとに行うのでしょうか。
Q183 遊戯療法における子どもの変化とはどういう点に注目すればよいでしょうか。
Q184 遊戯療法の終結を考えるに至る日常生活での変化にはどのようなものがあるでしょうか。
Q185 子どもが変化したのは遊戯療法の要因なのかどうかがはっきりしません。

  26 終結に向けた準備作業

Q186 子どもが「ここに来るの、そろそろ終わりにしたい」とセラピーの中で言いました。どう対応すればよいでしょうか。
Q187 子ども担当者です。親からはそろそろ終わりにという話が出ていると親担当者から聞きましたが、子どもとの間では終結の話はまだ出ていません。この場合、終結というのは誰が決めるのでしょうか。
Q188 終結について四人で話し合うというのはどのように進めればよいでしょうか。
Q189 子どもから「今日で終わりにしたい」と突然言われました。どうしてそう言いだしたのか、私には唐突に感じられて戸惑いました。
Q190 親はもう終わりにしたがっていますが、子どもは納得していないようですし、私(子ども担当者)もまだやるべきことが残っていると思っています。親担当者から親にどう伝えてもらったらいいでしょうか。
Q191 終結を自分から言い出した子どもに改めて〈もう一人でやっていけそう?〉と尋ねたところ、少し不安もあるような答えでした。終わりにしてよいのかどうか、私のほうも少し迷いが出てきました。
Q192 遊戯療法が終わりに向かって進んでいっています。子ども担当者として子どもと別れることに寂しさを覚えます。それに、まだ問題が完全に解決したわけでもないように思うし、いつか再燃するのではないかと心配です。
Q193 終結の時に、〈また来たくなったら来ることもできるよ〉と伝えるほうがよいかどうかで迷っています。
Q194 並行面接の場合、終わるときは二人同時に終わるものですか? 片方が先に終わるということもありえるでしょうか。
Q195 親子並行面接で親面接だけ先に終結しました。その後、親との間で調整をする必要が出てきたのですが、それは子ども担当者である私がやったほうがよいのでしょうか、それともかつての親担当者にしてもらったほうがよいのでしょうか。

  27 終結の際にすること・起きること

Q196 遊戯療法の終結においては、振り返りをどの程度意識してやるものでしょうか。
Q197 終結の回にはどのようなことが起きるのでしょうか。
Q198 セラピスト側の都合でお別れをしなくてはならなくなりました。三回前にそのことを伝えたとき、子どもはショックを覚えたようで、その後私から少し距離を取って遊んでいたような気がします。仕方がないこととはいえ、申し訳ない気がしています。
Q199 児童福祉施設で担当していた子どもが急に家庭に戻ることになり、今日がセラピーの最終回になると聞かされました。急すぎて、何ができるのだろうと戸惑いやら無力感やらを覚えました。
Q200 母子並行面接の最終回の予定でしたが、親戚に不幸があったらしくキャンセルになりました。私は母親担当で、その日に最後の振り返りをすることになっていたのですが、間もなく遠方に引っ越されるため日程的にもう会えないようで、悔いが残ります。

あとがき

著者プロフィール

竹内 健児  (タケウチ ケンジ)  (著/文

京都大学大学院教育学研究科博士後期課程学修認定退学。奈良産業大学、京都光華女子大学、徳島大学准教授を経て、現在、立命館大学大学院人間科学研究科教授。臨床心理士、公認心理師。
主な著書に、『スクールカウンセラーが答える教師の悩み相談室』(ミネルヴァ書房)、『ドルトの精神分析入門』(誠信書房)、『心理検査を支援に繋ぐフィードバック』(編著、金剛出版)、『遊戯療法』(分担執筆、ミネルヴァ書房)、『パーソナリティの心理学』(共著、有斐閣)、『京大心理臨床シリーズ3、4、8巻』(分担執筆、いずれも創元社)、『Q&Aで学ぶ心理療法の考え方・進め方』(創元社)他多数。

上記内容は本書刊行時のものです。