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出版者情報
1945 最後の秘密
- 書店発売日
- 2025年6月26日
- 登録日
- 2025年5月8日
- 最終更新日
- 2025年6月26日
書評掲載情報
2025-07-12 |
毎日新聞
朝刊 評者: 三宅香帆(文芸評論家) |
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紹介
人は戦時下で、どう生きようとしたのか――。
戦後80年の沈黙を破り、ルポライターに託された衝撃の「真実」。
「ヘルダイバーズ」と呼ばれた真珠湾攻撃隊の青春。
アフリカを攻撃した「特殊潜航艇」日本兵の最期。
「空母赤城」整備兵が語るミッドウェイ海戦とその後。
元満州国官僚が死の直前に綴った最後の「極秘計画」。
回天が配備された八丈島の疎開船「東光丸」の悲劇。
原爆に奪われた「元タカラジェンヌ」園井恵子の希望。
国家に背いて「原爆疎開」を決断した新潟県知事の覚悟。
「あの戦争」と「いま」をつなぐ7つの物語。
●目次
第一章 真珠湾の空
第二章 アフリカを攻撃した日本人
第三章 ミッドウェイの記憶
第四章 一〇一歳からの手紙
I 満州事変の夜
II 傀儡国家の風景
III 建国大学の友情
IV 満州国総務庁の心臓部
V 最後の秘密
第五章 東光丸の悲劇
第六章 園井恵子の青春
第七章 原爆疎開
あとがき 「光源」が失われたとき、私たちは何を語れるか
●著者プロフィール
三浦英之 (みうら・ひでゆき)
1974年、神奈川県生まれ。朝日新聞記者、ルポライター。『五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後』で第13回開高健ノンフィクション賞、『日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか』(布施祐仁氏との共著)で第18回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞、『牙 アフリカゾウの「密猟組織」を追って』で第25回小学館ノンフィクション大賞、『帰れない村 福島県浪江町「DASH村」の10年』で2021年LINEジャーナリズム賞、『太陽の子 日本がアフリカに置き去りにした秘密』で第22回新潮ドキュメント賞・第10回山本美香記念国際ジャーナリスト賞を受賞。
上記内容は本書刊行時のものです。