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出版者情報
『スティグマ』というエニグマ
ゴフマン社会学の新たな地平へ
発行:誠信書房
A5判
222ページ
定価
2,700円+税
- 初版年月日
- 2022年11月19日
- 書店発売日
- 2022年11月22日
- 登録日
- 2022年10月13日
- 最終更新日
- 2022年11月24日
紹介
ゴフマンの生誕100年、没後40年が経った現在でも、ゴフマン社会学の理解は十分ではない。
そこで、主著である『スティグマ(Stigma)』を取り上げ、その詳しい解説と部分的な応用を試みたのが本書である。
難解で正体がつかめないと評される『スティグマ』は、「謎めいた文章」を意味するまさに「エニグマ」である。
本書はその難解さを解読する装置の役割を果たし、ゴフマン社会学の本格的な理解と応用への橋渡しとなる。
目次
第1章 『スティグマ』を知る
1.日本の社会学内外における『スティグマ』の論じられ方
2.初期ゴフマン社会学における『スティグマ』の位置
3.ゴフマン社会学の発見的方法=叙述方法と叙述スタイル
第2章 『スティグマ』を読む
1.「Chapter I.スティグマと社会的アイデンティティ」を読む
2.「Chapter II.情報コントロールと個人アイデンティティ」を読む
3.「Chapter III.集団への軸足の置き方と自我アイデンティティ」を読む
4.「Chapter IV.自己とその他者」を読む
第3章 『スティグマ』を使う
1.「恐喝」の構造
2.「大学デビュー」という現象
3.「なりすまし被害」の諸相
引用文献
ゴフマンの略年譜(1922~1968年)
あとがき
索 引
上記内容は本書刊行時のものです。