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教育心理学のための統計学[心理学のための統計学4] 熊谷 龍一(著/文) - 誠信書房
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教育心理学のための統計学[心理学のための統計学4] (キョウイクシンリガクノタメノトウケイガク) テストでココロをはかる (テストデココロヲハカル)

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発行:誠信書房
B5判
144ページ
定価 2,600円+税
ISBN
978-4-414-30190-8   COPY
ISBN 13
9784414301908   COPY
ISBN 10h
4-414-30190-4   COPY
ISBN 10
4414301904   COPY
出版者記号
414   COPY
Cコード
C3311  
3:専門 3:全集・双書 11:心理(学)
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2015年8月24日
最終更新日
2015年8月24日
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紹介

学級で行う朝学習の漢字テストから、センター試験級の大規模テスト、そして国際的な心理テストの日本語版作成にあたっての標準化の注意事項などを例にあげ、望ましいテストの作り方を伝授する。本書では、信頼性係数、項目反応理論、マルチレベル分析、適正処遇交互作用を重点的に取り上げている。

目次

第1章 テストをつくり評価する――古典的テスト理論
 1.1 教育心理学とテスト
 1.2 テストの定義
 1.3 テストの作成
 1.4 データ行列
 1.5 項目分析
 1.6 標準得点と偏差値
 1.7 テストの精度(信頼性係数) 
 1.8 まとめ
 Quiz

第2章 適性処遇交互作用―― 一般線形モデル
 2.1 適性処遇交互作用とは
 2.2 分散分析を用いた適性処遇交互作用の検討
 2.3 一般線形モデルとしての回帰分析
 2.4 まとめ
 Quiz

第3章 読解力に対する学校の影響1――マルチレベル分析の基礎
 3.1 階層の影響
 3.2 階層データに対する分析   
 3.3 ランダム切片モデル――マルチレベル分析の基礎1
 3.4 ランダム傾きモデル――マルチレベル分析の基礎2
 3.5 ランダム係数モデル――マルチレベル分析の基礎3
 3.6 帰無モデルと級内相関係数
 3.7 モデルの比較
 Quiz

第4章 読解力に対する学校の影響2――マルチレベル分析の応用
 4.1 独立変数が2つ以上の場合――重回帰モデル
 4.2 係数に関する回帰モデル――切片と傾きを従属変数とするモデル
 4.3 くり返し測定に対するマルチレベル分析の適用
 Quiz

第5章 1つのテストがいくつの能力を測っているのか――カテゴリカル因子分析
 5.1 はじめに
 5.2 順序尺度
 5.3 相関行列と因子分析
 5.4 因子分析を順序尺度データに適用するときの影響
 5.5 2値型データに対する積率相関係数(ファイ係数)
 5.6 項目の平均値が因子分析に与える影響
 5.7 テトラコリック相関係数(四分相関係数)
 5.8 ポリコリック相関係数(多分相関係数)
 5.9 カテゴリ数の影響について
 5.10 まとめ
 Quiz

第6章 正答数によらないテスト――現代テスト理論
 6.1 項目反応理論
 6.2 潜在ランク理論
 6.3 まとめ
 Quiz

第7章 テストの得点を比較する――テストの等化
 7.1 テストを結ぶ
 7.2 等化を行うための条件――等化計画
 7.3 等百分位法
 7.4 項目反応理論を用いた等化法
 7.5 等化における注意点
 7.6 等化の果てに――項目バンクとCBT
 Quiz

第8章 外国語尺度の翻訳版をつくる――特異項目機能
 8.1 翻訳版尺度における等価性
 8.2 特異項目機能
 8.3 日米の大学生の外向性データ
 8.4 純化の手続き
 8.5 マンテル-ヘンツェル法
 8.6 指標KによるDIF検出――項目反応理論を用いた方法
 8.7 DIF項目の解釈
 8.8 DIF検出の計算手続き上の注意点
 8.9 3値以上,3母集団以上の分析
 8.10 まとめ
 Quiz

付録
各章のQuizの解答

索引

著者プロフィール

熊谷 龍一  (クマガイ リュウイチ)  (著/文

東北大学大学院教育学研究科准教授

荘島 宏二郎  (ショウジマ コウジロウ)  (著/文

大学入試センター研究開発部准教授

上記内容は本書刊行時のものです。