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出版者情報
社会心理学のための統計学[心理学のための統計学3]
心理尺度の構成と分析
- 書店発売日
- 2017年5月25日
- 登録日
- 2017年4月29日
- 最終更新日
- 2017年5月13日
紹介
学生が卒業までに学んでほしい社会心理学理論や概念を、ジャーナルに掲載された論文に似せたストーリーに盛り込みつつ、各種分析法を解説。因子分析、重回帰分析などの多変量解析や、態度測定、尺度の得点化、交互作用効果の検討方法、媒介分析など、心理学に必須な統計手法を特定の統計ソフトウェアに限定せずに解説しているので、どのような環境でも分析できる教材となっている。
目次
第1章 心についての構成概念の測定――態度測定法
1.1 構成概念と態度
1.2 態度の測定
1.3 態度構成法
1.4 態度を測定する――自尊心を例に
1.5 データの性質を知る
1.6 本章で取り上げた心理学をもっと勉強するために
Quiz
第2章 対人認知の構造を明らかにする――因子分析
2.1 他者への印象形成と対人認知次元
2.2 因子分析
2.3 因子の推定
2.4 因子が複数ある場合の因子分析
2.5 因子数の決定方法
2.6 因子分析を行ううえでの注意点
2.7 本章で取り上げた心理学をもっと勉強するために
Quiz
第3章 他者への期待や信念の類型化――尺度の信頼性と妥当性
3.1 他者一般に対する信念
3.2 測定した構成概念の得点化
3.3 尺度を評価する1――信頼性
3.4 尺度を評価する2――妥当性
3.5 本章で取り上げた心理学をもっと勉強するために
Quiz
第4章 似ている人は好き?――単回帰分析
4.1 人を好きになること――対人魅力
4.2 回帰分析で類似性魅力仮説を検証する
4.3 予測力を評価する
4.4 回帰分析を実行するための前提
4.5 本章で取り上げた心理学をもっと勉強するために
Quiz
第5章 一緒にいたい気持ちを予測する――重回帰分析
5.1 コミットメントを予測する投資モデル
5.2 重回帰分析で予測する
5.3 説明変数の影響力を比較する
5.4 多重共線性の問題とその解決
5.5 本章で取り上げた心理学をもっと勉強するために
Quiz
第6章 集団への所属意識を予測するものは?――準実験と共分散分析
6.1 社会的アイデンティティ理論
6.2 実験と準実験
6.3 共分散分析
6.4 共分散分析と重回帰分析の関係
6.5 本章で取り上げた心理学をもっと勉強するために
Quiz
第7章 リーダーシップ・スタイルの相乗効果――階層的重回帰分析と調整分析
7.1 リーダーシップ理論
7.2 階層的重回帰分析
7.3 重回帰分析の交互作用効果(調整効果)の検討
7.4 単純効果分析
7.5 本章で取り上げた心理学をもっと勉強するために
Quiz
第8章 心の文化差を説明する――媒介効果の分析
8.1 文化による心の違い
8.2 媒介分析
8.3 間接効果の検定
8.4 媒介分析の実践
8.5 本章で取り上げた心理学をもっと勉強するために
Quiz
付録
各章のQuizの解答
索引
上記内容は本書刊行時のものです。