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心理学から見た社会 安藤 清志(監修) - 誠信書房
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心理学から見た社会 実証研究の可能性と課題

発行:誠信書房
A5判
190ページ
定価 2,700円+税
ISBN
9784414300185
Cコード
C3011
専門 単行本 心理(学)
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年7月31日
最終更新日
2020年8月18日
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紹介

第一線の研究者たちが、それぞれの研究テーマやスタイルに基づきながら、「社会」というキーワードを共有して執筆した。各領域において示される、到達点と今後の研究課題は、これから研究を始める人や、これまでの研究をさらに展開させたいと考える人にとって、示唆に富み、知的探求心や創造性を刺激するものである。正統的でありながらアクティブであり、心理学最先端のテーマを扱いながら、リーダブルな専門書である。

目次

はじめに (北村英哉・桐生正幸・山田一成)

PART1 人間はどのように社会的か?

第1章 公正と道徳:モラルサイコロジーへの展開 (北村英哉)
 第1節 モラルの心理学
 第2節 道徳的基盤理論
 第3節 公正とは何か
 第4節 忠誠・権威とは何か
 第5節 清浄性とは何か
 第6節 自由とは何か
 第7節 社会とモラル

第2章 影響力保持者の認知パターン:影響力の概念と理論 (今井芳昭)
 第1節 影響力とその基盤
 第2節 影響力行使と認知パターン
 第3節 影響力と認知に関する理論
 第4節 影響力と認知パターン研究の今後

第3章 人間-状況論争は続いている:心理的状況研究の新たな展開を中心に (堀毛一也)
 第1節 人と状況の相互作用に関する考え方の発展
 第2節 特性論と社会認知論の統合
 第3節 社会的状況研究の新展開
 第4節 状況認知研究の進展
 第5節 状況認知研究の将来性

第4章 人間的成長をもたらす感情:感動の適応的機能 (戸梶亜紀彦)
 第1節 『感動』の捉え方
 第2節 感動研究の隆盛
 第3節 感動の特徴と特異性
 第4節 感動の類型化
 第5節 感動に関連する感情と要因
 第6節 感動の意味・意義
 第7節 感動の適応的機能

第5章 多様性を見渡し想定外を減らす:シュワルツ基本価値モデルの活用 (片山美由紀)
 第1節 シュワルツ基本価値モデルへの関心の高さ/低さ
 第2節 関心をもつ青年
 第3節 1人の中に多様性を見出す:無関心から継続/離脱まで
 第4節 調和的な場の中にも価値タイプの多様性を見出す
 第5節 3つの価値への着目:「想定外の帰結」を減らす情報ワクチン
 第6節 大人たちのメッセージは価値と連動し社会を形成する
 第7節 窮屈な日本,具体策
 第8節 シュワルツ基本価値モデルの研究的活用
 第9節 Take Home Message

PART2 社会的要請にどう応えるか?

第6章 自制心はなぜ大切なのか:社会生活とセルフコントロール (尾崎由佳)
 第1節 はじめに
 第2節 セルフコントロールとは
 第3節 日常生活におけるセルフコントロールの経験頻度
 第4節 セルフコントロールと社会適応
 第5節 まとめと自制心研究の課題

第7章 懐疑と冷笑:オンライン消費者の広告不信 (山田一成)
 第1節 情報環境の変容と広告不信
 第2節 広告不信研究の文脈
 第3節 広告懐疑研究の社会的重要性
 第4節 広告懐疑研究の認知心理学的展開
 第5節 広告懐疑と説得知識
 第6節 ソーシャルメディアと広告不信

第8章 対人関係のダークサイド:ストーキングと悪質クレーマーの分析から (桐生正幸)
 第1節 はじめに
 第2節 日本における犯罪心理学の動向
 第3節 実証的な犯罪心理学の登場:犯罪者プロファイリング
 第4節 対人関係から見たストーキング
 第5節 ストーキングのエスカレーション
 第6節 高齢者によるストーキングとインターネットによるストーキング
 第7節 悪質なクレーマーの出現
 第8節 悪質なクレーマーへの研究アプローチ
 第9節 悪質なクレーマー研究の今後

第9章 災害時の情報処理:社会心理学からの接近 (田中 淳)
 第1節 社会情報論的アプローチ
 第2節 計画的行動理論から見た避難意図モデル
 第3節 知識の構造化
 第4節 災害研究からみた社会心理学への展望

第10章 社会的逆境を乗り越えるイメージのカ:イメージを媒介とする心理療法のエビデンスと展開 (松田英子)
 第1節 現代の心理相談に見られる社会的逆境
 第2節 社会的逆境が精神的健康に及ぼす影響
 第3節 イメージを媒介とする心理療法と精神的回復
 第4節 社会的逆境がもたらす精神的な成長とイメージを媒介する心理療法

おわりに (安藤清志・大島 尚)

著者プロフィール

安藤 清志  (アンドウ キヨシ)  (監修

東洋大学社会学部社会心理学科教授

大島 尚  (オオシマ タカシ)  (監修

東洋大学社会学部社会心理学科教授

北村 英哉  (キタムラ ヒデヤ)  (編集

東洋大学社会学部社会心理学科教授

桐生 正幸  (キリウ マサユキ)  (編集

東洋大学社会学部社会心理学科教授

山田 一成  (ヤマダ カズナリ)  (編集

東洋大学社会学部社会心理学科教授

上記内容は本書刊行時のものです。