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フランス十七世紀の舞台装置
マウロの覚書注解
発行:駿河台出版社
A5判
320ページ
並製
価格
6,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2019年2月28日
- 書店発売日
- 2019年2月15日
- 登録日
- 2019年2月25日
- 最終更新日
- 2020年7月16日
紹介
通称『マウロの覚書』Le Mémoire de Mahelot 1 は、フランス17世紀の代表
的な劇団であるオテル・ド・ブルゴーニュ座Troupe de l’Hôtel de Bourgogne
の舞台装置家たちが上演に使用する装置や大道具・小道具を記した手控え
帳ともいうべきものである(以下、本注解では『覚書』とよぶ)。この『覚
書』が書かれた状況はいかなるものだったのか。
まずはその流れを劇団と劇場を中心にたどり、ついでフランス古典主義演
劇の劇作術を特徴付ける「規則」について述べ、『マウロの覚書』の現代的意義について考えてみたい。
その後、『覚書』に収められた目録の作品とメモに注解を施す。
目次
第 1 部『 マウロの覚書』とフランス17世紀の舞台装置
第1章 フランス17世紀の演劇状況
第2章 『マウロの覚書』とは何か
第3章 作品の上演年代 23
第4章 「オテル・ド・ブルゴーニュ座 Ⅰ」
第5章 「オテル・ド・ブルゴーニュ座 Ⅱ」と「コメディ=フ
ランセーズ」
第6章 『マウロの覚書』の現代的意義
第 2 部『 マウロの覚書』注解
凡例
本書に収められた作品の目録
舞台装置のための覚書
第1章 オテル・ド・ブルゴーニュ座 Ⅰ
第2章 オテル・ド・ブルゴーニュ座 Ⅱ
第3章 コメディ=フランセーズ
あとがき
目録中のメモのない作品
参考文献
作品名索引
作者名索引
作品名、作者名の原語・邦語対照表
上記内容は本書刊行時のものです。