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情念の経済学 ブリュノ・ラトゥール(著/文) - 人文書院
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情念の経済学 タルド経済心理学入門

哲学・宗教
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発行:人文書院
四六判
縦194mm 横135mm 厚さ16mm
180ページ
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-409-24136-3   COPY
ISBN 13
9784409241363   COPY
ISBN 10h
4-409-24136-2   COPY
ISBN 10
4409241362   COPY
出版者記号
409   COPY
 
Cコード
C1036
教養 単行本 社会
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年1月29日
書店発売日
登録日
2020年12月1日
最終更新日
2021年1月6日
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紹介

全く新しい経済学の思想
アクターネットワークセオリーの原点

19世紀フランスの社会学者ガブリエル・タルドが記した大著『経済心理学』(1902年)は、近代経済学の可能性を徹底的に押し広げようとし、ついには全く異なる独自の体系を持った経済学の発明に至った傑出した著作である。ラトゥールによれば、その重要性はマルクスに匹敵し、部分的な思想はケインズやシュンペーターの先駆けでもある。さらに、近年の金融社会論や市場の人類学において語られるように、金融においてこそ、数値化と心理学化が結びついていることを主張する、まさに現代に読まれるべき書物でもある。いまだ知られざるその革新的な思想の魅力を、「タルドの弟子」を自称するラトゥールが伝える一冊。

「われわれは、こんな古い反動家に興味を向けようというのか? こんな経済学の考古学的断片に、もう一度光を当てようというのか? まさしくそのつもりである。…タルドの経済学においてはすべてが奇妙にみえるだろうが、それはすべてが新しいからかもしれないのだ。」(本書より)

◎目次

はじめに

第一章 経済は主観的であるからこそ数量化できる
価値へと戻る
避けるべき二つの誤り
表と裏を混同することをやめる
どのようにして量を明確にするのか
数量化する――そう、だがしっかり考えたうえで
温度についての誤り
遠ざかる代わりに近づこう

第二章 経済学の本質
蓄積の前に発明がある
社会ダーウィニズム、しかし反転させて
生産要素を再分配する
資本の諸傾向
共可能性の経済
「資本主義体制」は一度も存在しなかった

第三章 摂理なき経済
政治経済学における政治の回帰
「アダム・スミス問題」と神の問題
来るべき社会主義のありがちな過ち

結論 大きな獣を追い払っても、そいつは駆け足で戻ってくる  

訳者解説
人名索引

目次

はじめに

第一章 経済は主観的であるからこそ数量化できる
価値へと戻る
避けるべき二つの誤り
表と裏を混同することをやめる
どのようにして量を明確にするのか
数量化する――そう、だがしっかり考えたうえで
温度についての誤り
遠ざかる代わりに近づこう

第二章 経済学の本質
蓄積の前に発明がある
社会ダーウィニズム、しかし反転させて
生産要素を再分配する
資本の諸傾向
共可能性の経済
「資本主義体制」は一度も存在しなかった

第三章 摂理なき経済
政治経済学における政治の回帰
「アダム・スミス問題」と神の問題
来るべき社会主義のありがちな過ち

結論 大きな獣を追い払っても、そいつは駆け足で戻ってくる  

訳者解説
人名索引

著者プロフィール

ブリュノ・ラトゥール  (ブリュノラトゥール)  (著/文

ブリュノ・ラトゥール Bruno Latour /1947年、フランス・ボーヌ生まれ。現在はパリ政治学院名誉教授、ドイツ・カールスルーエ造形大学教授。哲学、人類学、社会学。主な日本語訳に、『科学が作られているとき』(川崎勝・高田紀代志訳、産業図書、1999年)、『科学論の実在』(川崎勝・平川秀幸訳、産業図書、2007年)、『虚構の「近代」』(川村久美子訳、新評論、2008年)、『法が作られているとき』(堀口真司訳、水声社、2017年)、『近代の〈物神事実〉崇拝について』(荒金直人訳、以文社、2017年)、『社会的なものを組み直す』(伊藤嘉高訳、法政大学出版局、2019年)、『地球に降り立つ』(川村久美子訳、新評論、2019年)など。

ヴァンサン・アントナン・レピネ  (ヴァンサンアントナンレピネ)  (著/文

ヴァンサン・アントナン・レピネ Vincent Antonin Lépinay /パリ国立高等工業学校で人類学博士、コロンビア大学で社会学博士を取得。マサチューセッツ工科大学准教授、サンクトペテルブルクの欧州大学教授を経て、現在はパリ政治学院准教授。人類学、社会学。経済・金融・銀行・法システムに関する歴史および社会学に関心をもっている。近年では、ロシアと専門性のポストソヴィエト的な形態についても研究を行なっている。主な著書に、Code of Finance (Prinston Universituy Press, 2011)、Art of Memories (Columbia University Press, 2019)、 From Russia with Code (Mario Biagioliと共著、Duke University Press, 2019) など。

中倉 智徳  (ナカクラトモノリ)  (翻訳

中倉 智徳(なかくら・とものり) 
1980年、広島県生。立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程修了(博士・学術)。現在、千葉商科大学人間社会学部専任講師。専門は社会学、社会思想史。著書に、『ガブリエル・タルド 贈与とアソシアシオンの体制へ』(洛北出版、2011年)。翻訳に、マウリツィオ・ラッツァラート『出来事のポリティクス』(共訳、洛北出版、2008年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。