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経済学者の勉強術 根井 雅弘(著/文) - 人文書院
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経済学者の勉強術 いかに読み、いかに書くか

発行:人文書院
四六判
240ページ
定価 1,800円+税
ISBN
9784409241233
Cコード
C0033
一般 単行本 経済・財政・統計
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年1月21日
書店発売日
登録日
2018年11月21日
最終更新日
2018年12月28日
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紹介

好きな本を、好きな方法で読めばいい――。経済学史研究者にして書評家の著者が、自身の来歴をふまえて伝える読書と勉強のワザ。幅広い知識の吸収、語学力、古典の重要性を語るとともに、経済学史の新たなアプローチも示唆。清水幾太郎、菱山泉、伊東光晴などとの交流、経済学者の裏話も満載で、学問の「効用」が伝わる一冊。

プロローグ――清水幾太郎先生のこと
第一章 好きな著者に親しむ
第二章 古典をどう読むか
第三章 文章を書く
第四章 書評の仕事について
第五章 新しいアプローチを求めて
第六章 未来志向の学問を
エピローグ――再び読書について

「〔『知的生活』で〕ハマトンは、一日二時間の読書を推奨している。これは第一線で活躍するビジネスマンには厳しい要求だ。睡眠時間を削るのはメンタルヘルスに悪影響を及ぼすので、すすめられない。二時間は無理だろうから、せめて三〇分、できれば一時間の時間を作ってほしい。三〇分でも長年実践していれば、新書一冊くらいは読めるようになる。専門書でも三〇分で一章ほど読めるようになれば、遠からずその本は読み終わる。この経験を積み重ねていかねばならない。継続が大事である。毎日継続することはもちろん、読書が中断されてもならない。」(本書より)

目次

プロローグ――清水幾太郎先生のこと

第一章 好きな著者に親しむ
  渡部昇一『知的生活の方法』/経済学への目覚め/清水幾太郎先生と出会う/
  シュンペーターを知る/大学生になる/漱石/モーム/ゼミを選ぶ/早稲田から京大へ

 コラム1 風雪に耐えた「偉大な思想」――シュンペーター『経済発展の理論』から一〇〇年

第二章 古典をどう読むか
  京都大学大学院へ/シュンペーター『経済発展の理論』/杉本栄一氏の武勇伝/
  伊東光晴『ケインズ』/伊東、菱山のケインズ解釈の違い/伊東ゼミでの特訓

 コラム2 掲げた「新古典派総合」、今も実践的な指針に――ポール・サムエルソン氏を悼む

第三章 文章を書く
  書き方の参考書/出版社との仕事が始まる/初めての書き下ろしに挑む/
  『マーシャルからケインズへ』/初の新書『「ケインズ革命」の群像』/
  新書とネットの功罪/本の読み方/本棚の並べ方/文章を磨く

 コラム3 根源に「不確実性」――世界金融危機に直面して

第四章 書評の仕事について
  『週刊朝日』と『毎日新聞』での書評/歴史と音楽分野を多く取り上げる/
  『信濃毎日新聞』『日本経済新聞』などでの書評

 コラム4 正統派の盲点を鋭く抉る――ガルブレイス氏を悼む

第五章 新しいアプローチを求めて
  経済学一九三七年/経済史と経済学史/知識と教養は違う/
  語学力を身につけるには/付論「受験英語を超えよう」

 コラム5 経済学の教養について

第六章 未来志向の学問を
  少人数ゼミこそ学びの場/シュンペーターとマルクス/菱山先生、伊東先生とマルクス/
  文献学的研究/ジュニア向け新書を書く/経済学の未来

 コラム6 故菱山泉先生の思い出

エピローグ――再び読書について
  小泉信三と小林秀雄の読書論/電子書籍の功罪/好きなものを読めばよい/継続が肝心

あとがき

人名索引

著者プロフィール

根井 雅弘  (ネイマサヒロ)  (著/文

根井 雅弘(ねい・まさひろ) 1962年、宮崎県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、京都大学大学院経済学研究科博士課程修了(経済学博士)。現在、京都大学大学院経済学研究科教授。著作に、『経済学者はこう考えてきた 古典からのアプローチ』(平凡社新書)、『英語原典で読む経済学史』(白水社)、『来るべき経済学のために』(橘木俊詔との共著、人文書院)、『ブックガイド基本の30冊 経済学』(編著、人文書院)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。