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取引情報
取引取次:
ト・日 書店
直接取引:なし
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心葉
平安の美を語る
A5判
208ページ
定価
2,700円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 1997年1月
- 書店発売日
- 1997年1月1日
- 登録日
- 2021年11月12日
- 最終更新日
- 2021年12月16日
重版情報
3刷 | 出来予定日: 2021-12-16 |
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紹介
優雅と静寂と彼岸への願い。移りゆく四季や恋慕を繊細に表現する歌ごころ、無常観と女人救済を法華経に託し、源氏物語から絵巻物、平家納経にいたる平安の美の極致を語る。
目次
まえがき(志村ふくみ)
Ⅰ
平安美術を語ることの難しさ
『源氏物語絵巻』の深奥
美は感受するもの
ほんとうの文化とは
富本先生のことなど
半磁器と半紬
平安時代の色と音の響き
Ⅱ
平安建都の意味
女手と男手、女文字と男文字
やまと絵屏風のこと
『源氏物語』に流れている天台思想
『三十六人集』の素晴らしさ
Ⅲ
現代における荘厳とは(志村ふくみ)
「日本仏教美術名宝展」をめぐって
極楽浄土への痛切な希い
草木国土悉皆成仏の思想
水上の平等院(志村ふくみ)
信仰にも裏打ちされた美意識
天台の信仰と恵心僧都
比叡三景(志村ふくみ)
法華経と女人往生
葦手と歌絵
「久能寺経」と「平家納経」
草合(競合)
「久能寺経」の歌絵
歌絵の発見
無常を知る王朝人
Ⅳ
女たちの教養
色の世界の深さ
象徴性をもった王朝の色彩
色と音-東洋の世界観
紙のいろいろ
平安貴族の「大饗」
室礼ということ
心葉にみるゆかしさ
香りの文化
あとがき(志村ふくみ)
上記内容は本書刊行時のものです。