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聖杯の神話 ジョーゼフ・キャンベル(著) - 人文書院
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聖杯の神話 (セイハイノシンワ) アーサー王神話の魔法と謎 (アーサーオウシンワノマホウトナゾ)
原書: Romance of the Grail

歴史・地理
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発行:人文書院
四六判
縦194mm 横135mm 厚さ30mm
重さ 500g
370ページ
上製
価格 3,800円+税
ISBN
978-4-409-14069-7   COPY
ISBN 13
9784409140697   COPY
ISBN 10h
4-409-14069-8   COPY
ISBN 10
4409140698   COPY
出版者記号
409   COPY
Cコード
C0098  
0:一般 0:単行本 98:外国文学、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2023年9月25日
書店発売日
登録日
2023年5月10日
最終更新日
2023年9月25日
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紹介

アーサー王伝説・聖杯伝説から比較神話学の世界を拓く

世界各地の神話物語の比較を通じて、神話の類似性・普遍性に着目し、人間の精神性を追究したキャンベル。本書は中世ヨーロッパにおけるアーサー王伝説・聖杯伝説をテーマに、聖杯の起源と意味、円卓の騎士たちの冒険の分析、東洋神話との比較を通じて、神話のシンボルの本質に迫る。キャンベルが築いた豊かな比較神話学の世界はここから始まる。

キャンベルが一九二七年三月一五日にコロンビア大学の英語・比較文学科に提出した、修士論文『「災いの一撃」の研究(“A Study of the Dolorous Stroke”)』を「補論『「災いの一撃」の研究』」として掲載。

◎目次
編者まえがき
謝 辞

Ⅰ 聖杯物語の基礎と背景
 第1章 アーサー王伝説の背景――新石器時代、ケルト、ローマ、ゲルマンの時代
 第2章 アイルランドのキリスト教――聖ブレンダンと聖パトリック
 第3章 神学、愛、トルバドゥール、ミンネジンガー

Ⅱ 冒険の旅に出る騎士たち
 第4章 ヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハの『パルチヴァール』
  ガハムレト / パルチヴァール / ガウェイン / フェイレフィース / ヴォルフラムの『パルチヴァール』に映じた東洋世界の影
 第5章 トリスタンとイゾルデ
  トリスタン物語の起源と伝承 / 馬、豚、そして竜――マーク王とトリスタン / トリスタンの物語に映じた日本と南アフリカの影
 第6章 円卓の騎士たち
  アーサー / ガラハッド、ボールス、パーシヴァル / ランスロット/イヴァン / 『ガウェイン卿と緑の騎士』

Ⅲ テーマとモチーフ
 第7章 荒地
  魔法にかかっていること、魔法を解かれること / 任命を受けただけの王 / 傷 / 漁夫王 / 聖杯 / アヴァロン

補論 「災いの一撃」の研究

訳者あとがき 
ジョーゼフ・キャンベル・ライブラリー
  ――中世のアーサー王物語に関連する作品(「ジョーゼフ・キャンベル・コレクション」より)
ジョーゼフ・キャンベル著作目録
図版出典
索引

目次

編者まえがき
謝 辞

Ⅰ 聖杯物語の基礎と背景
 第1章 アーサー王伝説の背景――新石器時代、ケルト、ローマ、ゲルマンの時代
 第2章 アイルランドのキリスト教――聖ブレンダンと聖パトリック
 第3章 神学、愛、トルバドゥール、ミンネジンガー

Ⅱ 冒険の旅に出る騎士たち
 第4章 ヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハの『パルチヴァール』
  ガハムレト / パルチヴァール / ガウェイン / フェイレフィース / ヴォルフラムの『パルチヴァール』に映じた東洋世界の影
 第5章 トリスタンとイゾルデ
  トリスタン物語の起源と伝承 / 馬、豚、そして竜――マーク王とトリスタン / トリスタンの物語に映じた日本と南アフリカの影
 第6章 円卓の騎士たち
  アーサー / ガラハッド、ボールス、パーシヴァル / ランスロット/イヴァン / 『ガウェイン卿と緑の騎士』

Ⅲ テーマとモチーフ
 第7章 荒地
  魔法にかかっていること、魔法を解かれること / 任命を受けただけの王 / 傷 / 漁夫王 / 聖杯 / アヴァロン

補論 「災いの一撃」の研究

訳者あとがき 
ジョーゼフ・キャンベル・ライブラリー
  ――中世のアーサー王物語に関連する作品(「ジョーゼフ・キャンベル・コレクション」より)
ジョーゼフ・キャンベル著作目録
図版出典
索引

著者プロフィール

ジョーゼフ・キャンベル  (ジョーゼフキャンベル)  (

【著者】ジョーゼフ・キャンベル
Joseph Campbell/1904年-1987年。アメリカ生まれの神話学者。比較神話学や比較宗教学で知られる。1934年よりサラ・ローレンス大学教授を務めた。著書に『千の顔をもつ英雄』上下(平田武靖・浅輪幸夫監訳、伊藤治雄・春日恒男・高橋進訳、人文書院)、『宇宙意識 神話的アプローチ』(鈴木晶・入江良平訳、人文書院)、ビル・モイヤーズとの共著『神話の力』(飛田茂雄訳、ハヤカワ文庫)、『ジョーゼフ・キャンベルの神話と女神』(倉田真木訳、原書房)など。

斎藤 伸治  (サイトウシンジ)  (

【訳者】斎藤 伸治(さいとう・しんじ)
1962年3月生まれ。山形県南陽市出身。現在、岩手大学人文社会科学部教授。専門は言語学、言語論、文字論。主な著訳書として、ロイ・ハリス / タルボット・J・テイラー『言語論のランドマーク――ソクラテスからソシュールまで』(大修館書店、1997年、滝沢直宏氏との共訳)、フロリアン・クルマス『文字の言語学――現代文字論入門』(大修館書店、2014年)、『21世紀の言語学――言語研究の新たな飛躍へ』(ひつじ書房、2018年、今井隆氏との共編著)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。