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福澤諭吉 池田 浩士(著) - 人文書院
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福澤諭吉 (フクザワユキチ) 幻の国・日本の創生 (マボロシノクニニホンノソウセイ)

哲学・宗教
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発行:人文書院
四六判
縦194mm 横135mm 厚さ30mm
重さ 485g
368ページ
価格 4,600円+税
ISBN
978-4-409-04126-0   COPY
ISBN 13
9784409041260   COPY
ISBN 10h
4-409-04126-6   COPY
ISBN 10
4409041266   COPY
出版者記号
409   COPY
Cコード
C3010  
3:専門 0:単行本 10:哲学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2024年1月26日
書店発売日
登録日
2023年8月18日
最終更新日
2024年1月31日
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紹介

国家の羅針盤、福澤諭吉の思想と実践――それは、社会と人間をどこへ導いたか?
現在の日本の社会を作り上げた福澤諭吉の思想を、その原文にふれながら読み解く。

――福澤諭吉のじかの言葉に向き合うことで、その思想と実践をあらたに問い直し、功罪を問う。

◎目次
Ⅰ 西洋の文明が未来を開く――原初の福澤諭吉
Ⅱ 文明の利器「実学」――福澤諭吉の現実主義
Ⅲ 自由民権をめぐって――福澤諭吉の人間観
Ⅳ なぜ「脱亜論」か?――福澤諭吉の世界像
Ⅴ 象徴天皇制と日本の進路――福澤諭吉とユートピア
あとがき---笑うべき三つのエピソードを添えて

目次

Ⅰ 西洋の文明が未来を開く――原初の福澤諭吉
1「福澤諭吉の時代」としての近現代日本 
新しい時代の始まり、福澤精神の再生/時代は福澤諭吉に何を求めたか?/一身にして二生を経
るが如く――実体験と耳目の彼方
2 距離と時間が動く!――福澤諭吉の衝撃を追体験する 
文明の目に見える姿、電信/文明の速度、蒸気車/文明の二つの顔、科学技術と社会福祉
3 彼方の現実へ---福澤諭吉の選択 
世界一家・五族兄弟/文明の未来像、万国博覧会/歩は踏み出された、どこに向かって?

Ⅱ 文明の利器「実学」――福澤諭吉の現実主義
1 文明とその外にあるもの 
自由と通義、文明のもう一つの顔/文明と野蛮、新しい価値の現出/文明への第一歩、啓蒙の実践
2 理想への呼びかけから現実へ 
姿を見せた理想の片鱗――『啓蒙手習之文』/「地球の文」は何を呼びかけたか?/『学問のすゝ
め』――そこに書かれていることを読む(その一)
3 一身独立して一国独立する事 
『学問のすゝめ』――そこに書かれていることを読む(その二)/文明の理想から現実の認識へ――思想
と実践の転機/『文字之教』――「なぜ?」ではなく「なのだ!」

Ⅲ 自由民権をめぐって――福澤諭吉の人間観
1 世事を論ぜず実践あるのみ 
「一国独立」は福澤諭吉に何を失わせたか?/激動の時代、実践の共同体/維新の内戦から新たな内戦へ
2 士族の叛乱、土民の一揆 
日本型文明開化が最初の危機に直面する/叛乱のエネルギーを別の力に――『分権論』/あらためて、「士族」とは何か?
3 民権は国権のために――指し示された日本の進路 
自由民権運動の渦の外で/百姓町人ハ豚ノ如キモノナリ/内乱を転じて外戦

Ⅳ なぜ「脱亜論」か?――福澤諭吉の世界像
1 自然淘汰説と人類の文明化 
天賦人権か、優勝劣敗か/福澤門下生の自由民権/妄想は果して人間社会に有害なるや
2 東進する西洋、変乱の朝鮮 
『時事新報』創刊と新たな啓蒙活動の開始/緊迫するアジア情勢の只中へ/日本はすでに盟主なのだ
3 アジアを文明化する道へ 
東洋ノ政略果シテ如何セン/脱亜の宣言は何を宣言したか/文明の戦争、日本臣民の覚悟

Ⅴ 象徴天皇制と日本の進路――福澤諭吉とユートピア

1 兵馬の戦に勝つ者は 
新領土「台湾」とその住民たち/台湾島民の処分甚だ容易なり/「支那の大統領」と万民平等主義
2 我帝室ハ日本人民ノ精神ヲ収攬スルノ中心ナリ 
自由民権思想にとって天皇とは?/『帝室論』――その天皇像と人民像/文明国家と天皇制――『文明論之概略』の危惧
3  いまはまだない現実---福澤諭吉の彼方へ
帝室に精神を収攬されない人びと/「一八年戦争」の時代と福澤諭吉の天皇制論/「天は人の上に人を造らず」再考


あとがき---笑うべき三つのエピソードを添えて

著者プロフィール

池田 浩士  (イケダ ヒロシ)  (

【著者】池田 浩士(いけだ・ひろし)
1940年大津市生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了。
1968~2004年京都大学、2004~13年京都精華大学に在職。
専門分野はドイツ文学、現代文明論、ファシズム文化研究。
主著に『ファシズムと文学』(1978年、白水社)、『虚構のナチズム』(2004年、人文書院)、『子どもたちと話す 天皇ってなに?』(2010年、現代企画室)、『ヴァイマル憲法とヒトラー』(増補版=2022年、岩波現代文庫)、『抵抗者たち』(増補新版=2018年、共和国)、『ボランティアとファシズム』(2019年、人文書院)、『池田浩士コレクション』全10巻(2004~21年、インパクト出版会)。

上記内容は本書刊行時のものです。