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出版者情報
在庫ステータス
在庫あり
取引情報
取引取次:
ト|ニ|楽天 書店
八木
直接取引:
なし
カリブ-世界論
植民地主義に抗う複数の場所と歴史
四六判
450ページ
定価
4,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2013年8月10日
- 登録日
- 2015年8月13日
- 最終更新日
- 2021年10月18日
書評掲載情報
2013-12-29 |
日本経済新聞
評者: 陣野俊史(批評家) |
2013-11-10 |
読売新聞
評者: 管啓次郎(詩人、比較文学者、明治大学教授) |
2013-10-20 | 東京新聞/中日新聞 |
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紹介
2009年2月、カリブ海に浮かぶフランス領の島、グアドループ、マルティニックで歴史上最大規模のストライキが起こる。普段は観光客で賑わう南の島々でのこの出来事は、フランス本土に強い衝撃をもたらした。それは単に離島ゆえの物価高の是正を求める運動ではなかったからだ。
本書はこの出来事のインパクトから出発し、大西洋をまたぐ奴隷制と植民地主義の血に染まった歴史をたどる。そこに描かれる無数の暴力と、同化/独立を願った民衆・知識人の苦闘は、世界史の新たな扉を開き、読む者を震わせるだろう。数百年におよぶ壮大なスケールと、政治社会から文学、音楽まで広範な領域をほとばしる筆致で描き出す、地域研究を越える圧倒的傑作。
上記内容は本書刊行時のものです。