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グノーシスの宗教 増補版 ハンス・ヨナス(著/文) - 人文書院
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グノーシスの宗教 増補版 増補版 異邦の神の福音とキリスト教の端緒

発行:人文書院
A5判
縦214mm 横153mm
510ページ
定価 7,500円+税
ISBN
9784409031117
Cコード
C1014
教養 単行本 宗教
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年7月3日
書店発売日
登録日
2020年5月27日
最終更新日
2020年6月17日
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紹介

長いあいだ忘れられていたグノーシスの宗教の象徴言語や教義を、従来の研究とグノーシス文書を踏まえて総合的に探究する。今日の人間精神と思考に改変を迫る書。

1986年に出版され版を重ねた同書に、ハンス・ヨナスによる英語版第3版への序文を追加した増補版。

「グノーシスの諸宗教が述べている人間の存在の分裂と散乱は、今に始まったことではなく、人間が過去・現在・未来という時間と、自と他、または主と客という空間の概念を持ち、因果律に従う意識を育て、これを律する自我に目覚めて以来のことである。自我は必然的に、時空を離れ、因果律では解決できない多くのものを排除してきた。その結果、人間の存在の亀裂はますます深まり、散乱した心魂は疎外感に悩まされるようになった。こうして、ルネサンス以降、急速に発展した近代自我に問題が生じることになった。」(「訳者あとがき」より)

目次

第三版への序文
謝辞
序文
第二版への序文
第三刷に際しての注記(1970年)

第一章 序論――ヘレニズムにおける東方と西方

第一部 グノーシイスの文学――主要教義、象徴言語

第二章 グノーシスの意味とグノーシス運動の広がり
第三章 グノーシス的イメージとその象徴言語

第二部 グノーシス主義の諸体系

第四章 シモン・マグス
第五章 『真珠の歌』
第六章 世界を創造した天使たち。マルキオーンの福音
第七章 ヘルメス・トリスメギストスのポイマンドレース
第八章 ヴァレンティノス派の思弁
第九章 マニによる創造、世界史、そして救済
第十章 コスモスのギリシア的評価とグノーシス的評価
第十一章 ギリシアの教説とグノーシスの教説における徳と魂
第十二章 グノーシス主義の領域における最近の発見
第十三章 エピローグ――グノーシス主義、実存主義、ニヒリズム

訳者あとがき
訳者後記
参考文献・文献補遺
固有名詞索引

著者プロフィール

ハンス・ヨナス  (ハンスヨナス)  (著/文

ハンス・ヨナス Hans Jonas
1903年ドイツ生まれ。実存主義哲学者、シオニスト。マールブルク大学で哲学者マルティン・ハイデガーと神学者ルドルフ・ブルトマンに師事し、ハンナ・アーレントの生涯の友人だった。著書に『責任という原理――科学技術文明のための倫理学の試み』(東信堂)、『アウシュヴィッツ以後の神』(法政大学出版局)など。

秋山 さと子  (アキヤマサトコ)  (翻訳

秋山 さと子(あきやま・さとこ)
1923年東京生まれ、1992年没。ユング派の心理学者で、お茶の水女子大学や駒澤大学などに務める。著書に『ユングの心理学』(講談社現代新書)、『ユング心理学へのいざない―内なる世界への旅』(サイエンス社)、訳書に『ユングとタロット――元型の旅』(共訳、新思索社)など。

入江 良平  (イリエリョウヘイ)  (翻訳

入江 良平(いりえ・りょうへい)
1950年京都生まれ。一橋大学社会学科卒、1976年同大学院社会学研究科(社会心理学)修士課程修了、チューリッヒのユング研究所に学ぶ。青森県立保健大学教授。訳書に『ユング・コレクション 夢分析』(人文書院)など多数。

旧版ISBN
9784409030332
上記内容は本書刊行時のものです。