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死者宅の清掃 キム・ワン(著/文) - 実業之日本社
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死者宅の清掃 (シシャタクノセイソウ) 韓国の特殊清掃員がみた孤独死の記録 (カンコクノトクシュセイソウインガミタコドクシノキロク)

文芸
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四六判
縦188mm 横130mm 厚さ13mm
重さ 230g
208ページ
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-408-65027-2   COPY
ISBN 13
9784408650272   COPY
ISBN 10h
4-408-65027-7   COPY
ISBN 10
4408650277   COPY
出版者記号
408   COPY
Cコード
C0098  
0:一般 0:単行本 98:外国文学、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2023年4月18日
最終更新日
2024年1月24日
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書評掲載情報

2023-11-04 朝日新聞  朝刊
評者: 小澤英実(東京学芸大学准教授・米国文化)
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紹介

生きづらさを独りで抱え込むすべての人へ贈る
韓国で15万部突破の衝撃作、待望の日本語版刊行決定!

韓国で特殊清掃の会社「ハードワークス」を経営し、自身も清掃員として現場へ赴くキム・ワン氏が綴る、孤独な死者たちの部屋に残された生前の痕跡。

キム氏の視線をだどった先に私たちは何を見るのか。
彼らを死へと追いやったものは一体何だったのか。
それぞれの部屋に残された届かぬままの「たすけて」が浮き彫りになる。

「コロナウイルス感染者が爆発的に増加し、毎日死亡者に関するニュースが続いていた2020年の初夏に韓国でこの本が発売されました。発売後すぐに多くの人が読んでくださり、出版社・書店・読者による「今年の本」に選んでくださいました。死という重い主題の本が成功した前例がなかった韓国で、思いもよらないことが起きたのです。」―本文より

著者プロフィール

キム・ワン  (キムワン)  (著/文

ソウル生まれ、釜山育ち。大学で詩と文学を学んだ後、出版社や広告会社で働いていた。30代後半に「専業作家になりたい」と決意、会社を辞めた後、数年間日本に滞在する中で取材や執筆をしながら「死者が遺したもの」「人が死んだ場所を掃除する仕事」に関心を持つようになり、東日本大震災を経験した後、帰国して特殊清掃サービス会社「ハードワークス」を設立した。

蓮池 薫  (ハスイケカオル)  (翻訳

1957年新潟生まれ。中央大学在学中の78年夏休み、実家に帰省していたところを、現在の妻 祐木子さんと共に拉致され、24年間北朝鮮での生活を余儀なくされる。2002年10月に帰国。
市役所勤務を経て、新潟産業大学非常勤講師として働くかたわら、2004年9月中央大学法学部に復学し、2008年卒業。2013年3月新潟産業大学大学院博士 前期課程修了。現代社会文化研究科博士学位(学術)取得。現在新潟産業大学で、准教授として韓国語、韓国文化などを教える。
【著書】「半島へふたたび」で第8回新潮ドキュメンタリー賞受賞。「拉致と決断」(新潮社)「私が見た『韓国ドラマ』の舞台と今」(講談社)他。
【翻訳書】「孤将」「私たちの幸せな時間」「トガ二」(新潮社)、「ハル哲学する犬」(ノンフィクション)「走れ、ヒョンジュン」他20冊以上。

上記内容は本書刊行時のものです。