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遠い他国でひょんと死ぬるや 宮内悠介(著/文) - 祥伝社
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遠い他国でひょんと死ぬるや (トオイタコクデヒョントシヌルヤ)

文芸
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発行:祥伝社
四六判
定価 1,700円+税
ISBN
978-4-396-63575-6   COPY
ISBN 13
9784396635756   COPY
ISBN 10h
4-396-63575-3   COPY
ISBN 10
4396635753   COPY
出版者記号
396   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年9月20日
書店発売日
登録日
2019年9月3日
最終更新日
2019年9月4日
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書評掲載情報

2019-09-22 産經新聞  朝刊
評者: 大森望(書評家)
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紹介

第三の“竹内ノート”を求めて、男はルソン島へ――
戦没詩人、山下財宝、山岳民族、イスラム独立闘争…
空っぽな日本人はそこで何を見たのか
注目の才能ミヤウチの、これが決定版。またしても展開予測不能の冒険小説!

戦死した若き詩人が見晴るかし、残したものとは―
ぼくは、ぼくの手で、戰爭を、ぼくの戰爭がかきたい――そう書き残し、激戦地ルソン島で戦死した詩人・竹内浩三。彼は何を見、何を描いたのか? テレビディレクターの職を捨て単身フィリピンに渡った須藤は、その足跡を辿りはじめた。だがその矢先、謎の西洋人男女に襲われ、山岳民族イフガオの娘ナイマに救われる。かつて蹂躙された記憶を引き継ぎ日本人への反感を隠さないナイマだが、昔の恋人ハサンの実家を訪ねる道行きに、付添いとして須藤を伴うことに。ミンダナオ島独立のために闘ったイスラム一族の家で一時の休息を得た須藤だったが、ハサンの家は秘密を抱えていた……。

著者プロフィール

宮内悠介  (ミヤウチユウスケ)  (著/文

東京都に生まれ、幼少期をニューヨークに過ごす。2010年「盤上の夜」で創元SF短編賞山田正紀賞を受賞。12年同作を表題作とする作品集が直木賞候補となり、日本SF大賞を受賞する。以後、吉川英治文学新人賞、三島由紀夫賞などを連続受賞した、ジャンルを横断する気鋭である。18年には『あとは野となれ大和撫子』が第49回星雲賞を受賞した。

上記内容は本書刊行時のものです。