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古墳と被葬者の謎にせまる : 「考古学」最新講義
発行:祥伝社
縦190mm
254ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2012年9月
- 登録日
- 2016年10月18日
- 最終更新日
- 2016年10月18日
紹介
古代史を彩るさまざまな古墳は、いつどのように造られたのか。そこに葬られているのは、いったいどんな人物なのか-。日本考古学界の第一人者が、今日までの古墳発掘と出土品研究の成果をもとに、60余年の経験を交えて、熱く、平易に語った最新講義録。卑弥呼の墓・邪馬台国論争から天皇陵治定(陵墓指定)問題、世紀の発見「藤ノ木古墳」発掘秘話まで、社会人講座「明治大学リバティアカデミー」の大人気レクチャーを収めた歴史・考古学ファン待望の一書。
目次
序 古代古墳の基礎知識
第1講 ホケノ山古墳の発掘と箸墓古墳の被葬者を考える-卑弥呼の墓、邪馬台国論争は簡単に決着はつかない
第2講 垂仁天皇皇后「日葉酢媛陵」を考える-盗掘で明らかになった陵墓指定の曖昧さ
第3講 さきたま古墳群と金錯銘鉄剣を考える-中央政権と地方首長の濃密な関係が浮き彫りに
第4講 常陵三昧塚古墳と首長の性格を考える-「騎馬文化」への愛着を物語る出土品の数々
第5講 藤ノ木古墳の発掘とその被葬者を考える-世紀の発見秘話と葬られた二人の貴人
第6講 牽牛子塚古墳から斉明天皇陵を考える-新たな大発見で高まった「牽牛子塚古墳」説の信憑性
第7講 天武・持統天皇合葬陵を考える-今こそ学んでほしい明治十四年の宮内省の英断
上記内容は本書刊行時のものです。
