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ものがわかるということ
発行:祥伝社
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ17mm
重さ 270g
216ページ
定価
1,600円+税
- 初版年月日
- 2023年2月10日
- 書店発売日
- 2023年2月1日
- 登録日
- 2022年12月16日
- 最終更新日
- 2024年1月24日
書評掲載情報
2023-04-15 |
朝日新聞
朝刊 評者: 野矢茂樹(立正大学教授・哲学) |
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紹介
ヨシタケシンスケさん推薦!!
【発売後5カ月で10刷9万部突破!】
考えても答えは出ません。
それでも考え続けます。
自分を自由にしてくれる
養老流ものの見方、考え方。
「わかる」とはどういうことなのか、それが「わからない」。
じゃあ説明してみましょうか、ということでこの本が始まりました。
それなら私が「わかるとはどういうことか」わかっているのかと言えば、
「わかっていない」。「わかって」いなくても、説明ならできます。
訊かれた以上は、何か答えるというのが、教師の抜きがたい癖なのです。(本文より)
学ぶことは「わかる」の基礎になる
考えることが自分を育てる
ものがわかるとは、理解するとはどのような状態のことを指すのでしょうか。
養老先生は子供の頃から「考えること」について意識的で、一つのことについて
ずっと考える癖があったことで、次第に物事を考え理解する力を身につけてきたそうです。
養老先生が自然や解剖の世界に触れ学んだこと、ものの見方や考え方について、
脳と心の関係、意識の捉え方について解説した一冊。
八十歳の半ばを超えるまで、私は自然と呼ばれる世界を理解したかった。
若いときから、そのままでいるだけですね。
トガリネズミもゾウムシも容易に「わかる」相手ではないと思います。
本当にわかるとすれば、共鳴しかないでしょうね。
今でもそう思います。(「あとがき」より)
目次
【目次】
まえがき
第一章 ものがわかるということ
第二章 「自分がわかる」のウソ
第一章 世間や他人とどうつき合うか
第二章 常識やデータを疑ってみる
第三章 自然の中で育つ、自然と共鳴する
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。