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出版者情報
見えない傷
発行:春陽堂書店
四六判
176ページ
定価
1,800円+税
- 初版年月日
- 2020年6月
- 書店発売日
- 2020年6月8日
- 登録日
- 2020年5月8日
- 最終更新日
- 2020年5月9日
書評掲載情報
2020-12-26 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 関悦史(俳人) |
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紹介
昨年、NHKにて放映されたドキュメンタリー「ラストトーキョー“はぐれ者”たちの新宿・歌舞伎町」にもその活動が取り上げられた話題の俳人・北大路翼による三冊目の句集。
これまでの“アウトロー”とは異なる、加藤楸邨からの”本格派”の系譜。
【内容】
二〇一七年以降の作品から厳選収録した第三句集。
新宿の片隅から世の中を憂う。
手触りが今年の髭になつてくる
アロハシャツ貰つた瞬間から似合ふ
ちよつとした仕草がすべて雪遊び
釣り銭が散らばつてゐる春炬燵
初夢の頰に残りし蹄跡
褞袍着て人生ゲームでも未婚
帯文:白石和彌(映画監督)
上記内容は本書刊行時のものです。