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野蛮の言説 中村隆之(著/文) - 春陽堂書店
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野蛮の言説 (ヤバンノゲンセツ)

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発行:春陽堂書店
四六判
352ページ
定価 2,600円+税
ISBN
978-4-394-19501-6   COPY
ISBN 13
9784394195016   COPY
ISBN 10h
4-394-19501-2   COPY
ISBN 10
4394195012   COPY
出版者記号
394   COPY
Cコード
C1320  
1:教養 3:全集・双書 20:歴史総記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年1月
書店発売日
登録日
2019年12月13日
最終更新日
2020年1月28日
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書評掲載情報

2020-03-22 産經新聞  朝刊
2020-02-23 読売新聞  朝刊
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紹介

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ブレイディみかこさん推薦!
「21世紀の差別を考えるための思想史講座
 進化論の暗部、優生学、能力主義、安楽死、ヘイトスピーチ。
 野蛮の言説から広がるトピックのなんと現代的でホットなことか。
 人はなぜ差別を合理化できると思うのか。
 「文明と野蛮=優と劣」の構図からそれを解き明かす。
 移民として欧州に暮らし、時々「見てしまうもの」の正体がクリアになった。」
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人類の長い歴史の中には、他者を蔑視し排除する言葉が常に存在していた。
コロンブスの新大陸発見、ダーウィンの進化論、ナチ・ドイツによるホロコースト、そして現代日本における差別意識まで、
古今東西の著作を紐解き、文明と野蛮の対立を生む人間の精神史を追う。
人が他者を「野蛮なる存在」として見てしまう心理と、その眼差しを生む社会的背景を探る。

目次

まえがき
イントロダクション 私たちの〈闇の奥〉
Ⅰ 〈野蛮〉の源流――言語・法・宗教
Ⅱ 啓蒙思想と科学の時代
Ⅲ 植民地主義からホロコーストへ
Ⅳ 私たちの〈闇の奥〉
最終講 〈野蛮の言説〉とどう向き合うか

著者プロフィール

中村隆之  (ナカムラタカユキ)  (著/文

早稲田大学准教授。
フランス文学・カリブ海文学研究者。
主な著書に『カリブー世界論』(人文書院、2013年)『エドゥアール・グリッサン――〈全ー世界〉のヴィジョン』(岩波現代全書、2016年)、翻訳に、ル・クレジオ『氷山へ』(水声社、2015年)、エドゥアール・グリッサン『痕跡』(水声社、2016年)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。