..
【利用不可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
野蛮の言説
発行:春陽堂書店
四六判
352ページ
定価
2,600円+税
- 初版年月日
- 2020年1月
- 書店発売日
- 2020年2月6日
- 登録日
- 2019年12月13日
- 最終更新日
- 2020年1月28日
書評掲載情報
2020-03-22 | 産經新聞 朝刊 |
2020-02-23 | 読売新聞 朝刊 |
MORE | |
LESS |
紹介
===================================
ブレイディみかこさん推薦!
「21世紀の差別を考えるための思想史講座
進化論の暗部、優生学、能力主義、安楽死、ヘイトスピーチ。
野蛮の言説から広がるトピックのなんと現代的でホットなことか。
人はなぜ差別を合理化できると思うのか。
「文明と野蛮=優と劣」の構図からそれを解き明かす。
移民として欧州に暮らし、時々「見てしまうもの」の正体がクリアになった。」
===================================
人類の長い歴史の中には、他者を蔑視し排除する言葉が常に存在していた。
コロンブスの新大陸発見、ダーウィンの進化論、ナチ・ドイツによるホロコースト、そして現代日本における差別意識まで、
古今東西の著作を紐解き、文明と野蛮の対立を生む人間の精神史を追う。
人が他者を「野蛮なる存在」として見てしまう心理と、その眼差しを生む社会的背景を探る。
目次
まえがき
イントロダクション 私たちの〈闇の奥〉
Ⅰ 〈野蛮〉の源流――言語・法・宗教
Ⅱ 啓蒙思想と科学の時代
Ⅲ 植民地主義からホロコーストへ
Ⅳ 私たちの〈闇の奥〉
最終講 〈野蛮の言説〉とどう向き合うか
上記内容は本書刊行時のものです。