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旅する少年 黒川創(著/文 | 写真) - 春陽堂書店
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旅する少年 (タビスルショウネン)

文芸
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発行:春陽堂書店
四六判
416ページ
定価 2,600円+税
ISBN
978-4-394-19023-3   COPY
ISBN 13
9784394190233   COPY
ISBN 10h
4-394-19023-1   COPY
ISBN 10
4394190231   COPY
出版者記号
394   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年9月7日
最終更新日
2021年9月10日
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書評掲載情報

2021-12-26 読売新聞  朝刊
評者: 栩木伸明(早稲田大学教授・アイルランド文学者)
2021-10-23 毎日新聞  朝刊
評者: 池澤夏樹(作家)
2021-10-16 東京新聞/中日新聞  朝刊
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紹介

この「世界」の輪郭を確認したかった。
一九七三年、十二歳の少年は、熱に浮かされたように、日本全国への旅を始めた。
デゴイチ(D51)、シゴナナ(C57)などと呼ばれた、消えゆく蒸気機関車を追いかける旅の中で、少年は「忘れえぬ人びと」「忘れえぬ風景」と出会う。中学卒業までの四年間に繰り返した北海道や沖縄などへの旅を通して、少年の「世界」は広がっていく。
著者撮影の写真、当時の切符類なども多数掲載。

「いま自分が立つ世界が、どこまで、どんなふうに続いているか。見知らぬ町や村で、どんな人たちが、何をして働き、食べ、暮らしているのか? 自分で出向いて、この「世界」の輪郭を確認したかった」(本書より)

目次

カラー口絵
旅を始めるまでのこと
寂しさに負けながら
春とともに終わる
旧二等兵と父
初めての北海道
学級新聞と紙パンツ
吹雪がやむとき
福井という原郷
思春期を持て余す
雪女の伝説
沖縄とTシャツ
二つの短い旅の記憶
あとがき

著者プロフィール

黒川創  (クロカワソウ)  (著/文 | 写真

作家。1961年京都市生まれ。同志社大学文学部卒業。1999年、初の小説『若冲の目』刊行。2008年『かもめの日』で読売文学賞、13年刊『国境[完全版]』で伊藤整文学賞(評論部門)、14年刊『京都』で毎日出版文化賞、18年刊『鶴見俊輔伝』で大佛次郎賞を受賞。主な小説に、『もどろき』『暗殺者たち』『岩場の上から』『暗い林を抜けて』、近著に『ウィーン近郊』がある。

上記内容は本書刊行時のものです。