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もどろき・イカロスの森 ふたつの旅の話 黒川 創(著/文) - 春陽堂書店
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もどろき・イカロスの森 ふたつの旅の話 (モドロキイカロスノモリフタツノタビノハナシ)

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発行:春陽堂書店
四六判
304ページ
定価 2,500円+税
ISBN
978-4-394-19020-2   COPY
ISBN 13
9784394190202   COPY
ISBN 10h
4-394-19020-7   COPY
ISBN 10
4394190207   COPY
出版者記号
394   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年10月13日
最終更新日
2020年11月11日
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紹介

この世界は、いったい、どこまで続いているのか。
私は、その輪郭を、確かめてみたかっただけなのだ。

親子三代の人生と記憶、 土地の歴史が重ねられる京都を舞台とした「もどろき」、
十代の旅の思い出と、 北サハリンで出会った人々との交流と描く「イカロスの森」。
芥川賞候補にもなったふたつの「旅」をめぐる作品と、
初の書籍掲載となる小説「犬の耳」、書き下ろしの解説を所収。


池澤夏樹 推薦
血族、旅先の出会い、淡い恋、人と人は言葉を交わし、運命の舞台でゆっくりと舞う。背景には京都やサハリンの地名が星座のように刻印されている。季節は移り、生きることが大らかに肯定される。たとえ私たちが「いかなる歓喜の中にあっても無限に悲しい」としても。
この二篇の小説を読み終わるとどこか遠くへ行きたくなる。結局のところ世界は美しい、と思えてくる。

目次

もどろき
イカロスの森
犬の耳
「習作」を離れるとき
著書一覧

著者プロフィール

黒川 創  (クロカワソウ)  (著/文

作家。1961年京都市生まれ。同志社大学文学部卒業。1999年、初の小説『若冲の目』刊行。2008年『かもめの日』で読売文学賞、13年刊『国境[完全版]』で伊藤整文学賞(評論部門)、14年刊『京都』で毎日出版文化賞、18年刊『鶴見俊輔伝』で大佛次郎賞を受賞。近著に『暗い林を抜けて』がある。現在、「Web新小説」にて「旅する少年」連載中。

上記内容は本書刊行時のものです。