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出版者情報
相対主義の極北
発行:春秋社
縦200mm
272ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2001年2月
- 登録日
- 2016年3月8日
- 最終更新日
- 2016年3月8日
書評掲載情報
2021-09-04 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 保坂雅樹(西村あさひ法律事務所 経営会議議長) |
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紹介
古代ギリシャ以来の哲学的難問・相対主義。相対主義を純化し蒸発させたとき、そこに何が現われるのか。ルイス・キャロルのパラドクスやマクタガートの時間論、デイヴィドソンの概念枠批判やクオリア問題など、近年の論争的なテーマを旅しつつ、「私たち」をめぐる存在論と、無のさらに奥にひそむ特殊な「なさ」を考察する非在論。
目次
序章 「地平線と国境線」と「足の裏の影」
第1章 相対主義という考え方
第2章 プロタゴラスの人間尺度説
第3章 相対主義は自己論駁的か
第4章 アキレスと亀とルイス・キャロルの「三者関係」
第5章 相対主義とその周辺
第6章 「枠組み」の問題
第7章 「ない」よりもっと「ない」こと
第8章 「ない」ことの連鎖
第9章 相対主義と実在論の極限における一致
上記内容は本書刊行時のものです。