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涙の果て スタンリー・カヴェル(著/文) - 春秋社
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涙の果て (ナミダノハテ) 知られざる女性のハリウッド・メロドラマ (シラレザルジョセイノハリウッドメロドラマ)

哲学・宗教
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発行:春秋社
四六判
縦195mm 横138mm 厚さ29mm
416ページ
定価 4,400円+税
ISBN
978-4-393-32405-9   COPY
ISBN 13
9784393324059   COPY
ISBN 10h
4-393-32405-6   COPY
ISBN 10
4393324056   COPY
出版者記号
393   COPY
Cコード
C0010  
0:一般 0:単行本 10:哲学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2022年12月19日
最終更新日
2023年2月15日
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紹介

「私には映画が哲学のために創られたかのように見える」――独得のウィトゲンシュタイン解釈をベースに、精神分析を疑問の渦中に投じつつ、『ガス燈』『情熱の航路』など古典ハリウッド映画を論じ、現代における人間存在を探究するカヴェル映画論の頂点。

目次

序文
序論
1 無能な弁士──『ガス燈』における声の否定
2 精神分析と映画──『忘れじの面影』の瞬間
3 醜い家鴨の子、可笑しな蝶──ベティ・デイヴィスと『情熱の航路』
4 追記──関係者各位
5 ステラの趣味──『ステラ・ダラス』を読む

フィルモグラフィ
註記
訳者あとがき

著者プロフィール

スタンリー・カヴェル  (スタンリー カヴェル)  (著/文

Stanley Cavell(スタンリー・カヴェル)

1926年、米国ジョージア州生まれ。カリフォルニア大学バークレー校卒業(音楽専攻)。ハーバード大学大学院で博士号(哲学)を取得。ハーバード大学名誉教授。1958年に論文 ”Must We Mean What We Say ?” を発表。分析哲学の手法には距離をとりつつも、パトナムやデイヴィドソンと同様、本国アメリカにとどまらずフランスやドイツに絶大な影響力をもつ現代アメリカを代表する哲学者として活躍。2018年に逝去。初期の大著に The Claim of Reason (1979) がある。映画論 Pursuits of Happiness (1981)、シェイクスピア論 Disowning Knowledge (1987)〔邦訳『悲劇の構造』〕、ソロー論 The Senses of Walden (1972)〔邦訳『センス・オブ・ウォルーデン』〕、エマソン論 Emerson|'s Transcendental Etudes (2003) など根底的な思索は常に新鮮な衝撃を与えつづけている。

中川 雄一  (ナカガワ ユウイチ)  (翻訳

1953年、北海道生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。翻訳家・哲学研究者。専門は現代フランス哲学。訳書に、C・ショヴィレ『ウィトゲンシュタイン』(共訳)、J・ブーヴレス『ウィトゲンシュタインからフロイトへ』『言うことと、なにも言わないこと』(いずれも国文社)など。専門分野にとらわれず幅広い翻訳で活躍。

上記内容は本書刊行時のものです。