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絞首台からの生還
在日韓国人政治犯の半世紀
発行:三一書房
四六判
縦188mm
横127mm
厚さ18mm
重さ 260g
248ページ
定価
2,200 円+税
2,420 円(税込)
- 初版年月日
- 2025年11月22日
- 発売予定日
- 2025年11月21日
- 登録日
- 2025年10月16日
- 最終更新日
- 2025年10月20日
紹介
1975年11月22日、韓国軍事独裁政権は在日韓国人留学生多数を「北のスパイ」容疑で逮捕。
無罪である彼らはなぜ逮捕されたのか。
KCIAによって南山へ連行された彼らは拷問と脅迫の中で命の瀬戸際に追いやられた。
朝鮮半島南北分断の「生贄」とされた彼らはいかに再審裁判を起こし無罪を勝ち取ったのか?
在日政治犯の事件は日本と韓国の闇のシンボルだ。
彼らを支援した家族、友人、日本人らの真実の物語を在日韓国人元政治犯3人へのインタビューを軸にえがく。
目次
はじめに
序章 死刑執行?
第1章 在日留学生の逮捕・死刑判決(1975~1979)
# 1 在日留学生の拘束
# 2 家族たち
# 3 支援開始
# 4 死刑判決
# 5 もうひとりの死刑囚・康宗憲
第2章 大統領暗殺・光州事件・民主化宣言(1979~1987)
# 1 大統領暗殺
# 2 光州事件、金大中死刑判決
# 3 実業家・孫裕炯の逮捕
# 4 民主化宣言
# 5 『保安司』の衝撃
第3章 民主化宣言以後の名誉回復(1987~)
# 1 過去の清算
# 2 闇の中の日韓関係
# 3 在日協力網
第4章 家族のもとへ(1988~)
# 1 13年ぶりの出所
# 2 3千人参列の結婚式
# 3 帰日
# 4 再審無罪
# 5 大統領からの謝罪
# 6 人質司法は現代日本でも
# 7 刑務所跡地に展示
# 8 いったい何だったのか
番外章 非常戒厳令(2024~)
あとがき
略年表
参考資料
上記内容は本書刊行時のものです。
