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踊りの場
発行:三一書房
四六判
縦188mm
横127mm
厚さ18mm
重さ 280g
272ページ
定価
2,200円+税
- 初版年月日
- 2024年12月25日
- 書店発売日
- 2024年12月16日
- 登録日
- 2024年11月8日
- 最終更新日
- 2024年12月17日
紹介
在日三世、女性編集者のエッセイ集。
なぜこんなにも激しく〝わが民族〟というものを求めて心が向かい、同時に民族に対して個を守ろうとするかのように心を閉ざし続けるのか。この引き裂かれた私の根拠が何なのか、実はまだよくわからない。
ただ今の私にはっきりわかっていることと言えば、踊りの場がある限り、その身近に寄り添って生きていくに違いない、ということだけである。
それだけは確かだ。(本文より)
目次
Ⅰ
一つの名前で生きる
「ハルメのお話をしようね」
ヨンチョルへ(「思い出」と「思い」/メッセージ/踊りの場)
Ⅱ
日本橋
ヒサコ
平凡(平凡/H君のこと)
「記憶」にまつわるささいなこと
死者の声
Ⅲ
一枚の写真から見えてくること
「でも、人生はそれほど単純ではありません」
マサコ叔母さん
父と母のいる場所(母の願い/父の後ろ姿)
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。