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ヘイト・スピーチ法 研究原論 前田 朗(著/文) - 三一書房
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ヘイト・スピーチ法 研究原論 (ヘイトスピーチホウ ケンキュウゲンロン) ヘイト・スピーチを受けない権利 (ヘイトスピーチヲウケナイケンリ)

社会一般
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発行:三一書房
A5判
縦148mm 横210mm 厚さ25mm
重さ 565g
464ページ
定価 4,600円+税
ISBN
978-4-380-18012-5   COPY
ISBN 13
9784380180125   COPY
ISBN 10h
4-380-18012-3   COPY
ISBN 10
4380180123   COPY
出版者記号
380   COPY
Cコード
C0032  
0:一般 0:単行本 32:法律
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年1月7日
書店発売日
登録日
2018年11月28日
最終更新日
2018年11月28日
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紹介

日本におけるヘイト・クライム/スピーチの実態が国際社会にも知られ、改善の必要性が強く指摘されるようになってきた。

ヘイト被害を直視し、民主主義、人間の尊厳、法の下の平等を確保し、マイノリティの自由と人権を守るためにヘイト・スピーチを処罰する必要がある。

Ⅰ部「歴史の中の差別」では、第1章「歴史的課題と本書の構成」において現代日本のヘイト状況を点検し、第2章「植民地主義と人種差別」において植民地主義、人種主義、排外主義、ヘイト・クライム/スピーチの連環を問い直す。第3章「『慰安婦』へのヘイト・スピーチ」では日本軍性奴隷制をめぐる多様な歴史修正主義を批判的に検討する。



Ⅱ部「差別と闘う法理」では、第4章「ヘイト・スピーチの憲法論」において、日本国憲法におけるレイシズムの正体を探り、あるべき憲法論を展開した。第5章「地方自治体とヘイト・スピーチ」では公共施設利用問題を中心に、地方自治体がヘイトの共犯にならない方法を提示した。



Ⅲ部「反差別の比較法」では、第6章「反差別の法と政策」において人種差別撤廃条約第二条関連情報を紹介する。第7章「ヘイト・スピーチ法の制定状況」及び第8章「ヘイト・スピーチ法の適用状況」において人種差別撤廃条約第四条関連情報を提供し、今後の法的議論の手掛かりとする。
以上を通じてヘイト・スピーチ法に関する重要情報を詳細に提示し、まっとうな議論を始める出発点としたい。

目次

Ⅰ 歴史の中の差別

第1章 歴史的課題と本書の構成

第2章 植民地主義と人種差別

第3章 「慰安婦」へのヘイト・スピーチ



Ⅱ 差別と闘う法理

第4章 ヘイト・スピーチの憲法論

第5章 地方自治体とヘイト・スピーチ



Ⅲ 反差別の比較法

第6章 反差別の法と政策(人種差別撤廃条約第二条関連)

第7章 ヘイト・スピーチ法の制定状況(人種差別撤廃条約第四条関連)

第8章 ヘイト・スピーチ法の適用状況

著者プロフィール

前田 朗  (マエダ アキラ)  (著/文

1955年,札幌生まれ。中央大学法学部,同大学院法学研究科を経て,現在,東京造形大学教授 (専攻: 刑事人権論,戦争犯罪論)。朝鮮大学校法律学科講師、日本民主法 律家協会理事、NGO国際人権活動日本委員会運営委員

上記内容は本書刊行時のものです。